シバタイヤ280Rの実力は?富士スピードウェイにてシバGR86でチェック

主要なラインナップとして200R、280・280R、300というコンパウンドがあるシバタイヤ。

なんとなーくの感覚として皆様、200R一択!というように感じますが、、、

個人的におすすめしたいのが280Rというコンパウンド。今回はそれを富士スピードウェイで走らせてきましたのでそちらの模様です!

シバタイヤ280Rってどんなタイヤ?

最も柔らかくて一発タイムが出る200Rよりも硬く、連続周回向きとされているタイヤです。

そして280と280Rはこれまた別物で、R31のタイヤパターンにだけ存在するこの280Rは280よりもフィーリング的に200Rと280の中間くらいで、より攻められる280となっています。(多分それ故の280Rというネーミング)

そして何より、個人的にはこれからシバタイヤ履きます!どれ選べばいいかわかりません!という方には迷わず280Rをおすすめしております。

(なぜそうなるかはまた別の機会に解説したいと思います。大変長くなりますw)

とはいえ、まだこの280Rはミニサーキットでしか履き倒していないので、国際サーキット+連続周回はどうなんだろうということで富士スピードウェイへ行ってきました。

過去のテスト記事はこちらをどうぞ↓

シバタイヤ280Rと200R相当を富士スピードウェイで比較チェック

ということで、富士スピードウェイです。

単に280Rだけ持っていって走っても、200Rと比べてどうなの?となるので比較要因も兼ねて…

今回も、ぶん蔵さんと一緒です(2号機の黒GR86)。

まぁ、いつもの負けず嫌いになるんだろと言われればまぁ、それもなくはないですが、あくまでもあくまでもあくまでも「比較」に協力していただく所存です。

というのもぶん蔵さんが履くタイヤはT8/T9という200R開発時の試作モデルです。一発タイムでは実質200Rと遜色ないのでこちらを履いてもらいました。で、僕は280Rで走行します。
(尚、お互い中古タイヤでの走行となります。)

参考までにミニサーキットレベルでは200Rと280RとではシバGR86で約0.4~0.6秒程度のタイム差でした。

タイヤの空気圧はいつも通り、冷間1.45~1.5スタートで温間1.8~1.85です。(もちろんウォーマーなし)

200Rとのタイム比較

NS-4 A 9:00~9:30
NS-4 B 10:20~10:50

  • BUNZOU(200R):1分59秒98 255/40R17 T8/T9試作モデル 中古
  • サカモト(280R):A枠 2分1秒12 255/40R17 280R 中古
  • サカモト(280R):B枠 2分1秒00 255/40R17 280R 中古

280Rのタイムは200R相当と比べて約1秒落ちでした。ミニサーキットでのタイム差を考えると順当か健闘したかな?という差ですね。

ただこれは一発タイム同士の比較。

連続周回ではどうなの?というと、200R相当に比べタレやフィーリング悪化&タイムの落ち幅が少ないため、10周スプリントレースだったら、1周1秒で合計10秒離されるんじゃなくて、後半は逆転して280R抜くかも?と思わせるフィーリングがあります。

ADVAN A050でいうところの、Mコンパウンドみたいな持続特性のラジアルタイヤといえば一部の方にはおわかりいただける気がしますw

タイヤの溝や状況によりタイムは変わりますので参考程度になりますが、僕の評価としては引続き「良き」です!

そして「比較」にお付き合いいただいたぶん蔵さんはここで帰宅、ありがとうございました!

で、僕は居残り。

理由?1秒台で寸止めじゃ帰れないですもんw

午後は居残りで280Rでセット変更&タイムアタック

1秒00っていうタイムが気に入らないので引き続きどうすればタイム出るかをあーだこーだします。

のこされたセッションは3回。(S-4 A 13:00~13:30 S-4 B 14:20~14:50 S-4 C 15:40~16:10)

ということで、ここから先は一人でその数値を超えるべく「一人タイムアタック」をはじめました。(久しぶりの00秒にすごーく楽しくもなってたり)

ここからの時間は気温/路温もさらに上がり条件も悪くなってきます。可能性的には、15:40~の最後の枠が狙いですかね。

S-4 A 13:00~13:30

現状の持ち込みセットでは、タイヤの限界が低く合っていないのでセッティングを変更し、チェック走行に徹します。

ベスト:2分2秒04

S-4 B 14:20~14:50

暑すぎ、走行せず。

S-4 C 15:40~16:10

最終枠。

280RはTHE・ラジアルって感じで、ブレーキを余らせるのはNGですし、限界超えたら大幅なタイムダウンとなりますので結構集中しましたw

ベスト:2分00秒91 更新

やったー、うれしー!w
こっちの0秒台入りで寸止めなら許せます。そそくさ帰りまーす!

ということで富士でも280Rは有りな選択肢ですね!一発タイムこそ200Rには及びませんが、それなりのところまでイケそうです。条件さえ揃えば280Rでも富士を2分切りは出来るタイヤでしょう。

さて、次はどこでタイヤをしばいてこようかな〜!
雨が降ったら雨の負けず嫌いもやりたいですし、試したいことだらけですw

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw