APEXi N1 Sakamoto-ENG RX-7のモディファイ後のチェックでSUGO!シバSも履き比べ

アップデートやリフレッシュをした「APEXi N1 Sakamoto-ENG RX-7」(通称:マー号)のチェックのため、スポーツランドSUGOへ行ってきました。リフレッシュ等の内容についてはこちら

4/18のハウマッチ走行会です。当日は1日、天候も良さそうですし、雨の心配もありません。多分。。。
外気温は20度前後の春の陽気で気持ち良いです。桜も満開でしたw

当日はぶん蔵さんやお客様、シバGR86や、先輩ショップも一緒に来ております。そちらの模様は別途ブログで紹介するとして、今回はマー号のテストの模様です。なお、当日はFD3S RX-7は僕が1日乗り、マーはシバGR86での走行となりましたw

今回の走行で使用するタイヤはお馴染みシバタイヤで走行します。とはいえ、ラジアルタイヤではなくSタイヤに相当するモデルであるシバタイヤ R50(T5)とシバタイヤ R50(T9)です。共にサイズは265/35R18で、以前筑波で同ラップ程度を使用したUSEDの削りです。(その時の様子はこちら

車両の足回りなどについてはアライメントの見直しを行っておりますが、取り付けてあるダンパー(APEXi N1 Sakamoto-ENG エボリューションダンパー)は前後共に6段戻し。ブレーキは純正キャリパーにサカモトエンジニアリング ルービックスブレーキパッドを取り付けてあります。

今回の走行については、車両の仕様が軽量化を中心とした各種変更やリフレッシュなどを行っており、割と仕様が変わったので確認走行がメインとなります。

が、冬の筑波で使用したシバタイヤ R50 T5で走行し、このタイヤの特性(温まりやグリップピークの状態、縦横の剛性感など)などの確認を引続き出来たら良いかなと予定しています。

ちなみに、今回ウォーマーは使用しません。おかげでピットも非常に広々ですw(シバトランポに荷物を積んであるからというのもありますがw)

では、準備も整いましたので、早速走行してみましょう。

先ずは、何が起きるかわからないということで、アウトラップのみで早々とピットインします。一度車両を上げて各チェックをしていきます。

アウトラップのみですが、タイヤはエアー圧や表面温度確認。結果としてタイヤエアー圧も上昇するし、グリップも早めに立ち上がってくれるので、スポーツランドSUGOクラスのコースであれば、1周目から計測していけそうと感じました。

具体的には今日の条件下では、アウトラップ~1周目で計測可能ですが、最大グリップはその計測周の後半のため、アウトラップ+温め1周+アタック1周、もしくはウォーマー使用がベスト!な気がします。

ただまぁ、皆が皆タイヤウォーマーを使用するわけではありませんし、いろんな条件下でお客様の使用することも考慮すると、今回の走行スケジュールはアウトラップ+1周(ウォーマ無し)で進めていくことにしました。

では、計測に入ります。

計測①:1分28秒107

車両チェック、各種修正、再計測。

計測②:1分26秒546(車両が持つベストタイム更新)

車両チェック、修正、再計測。

計測③:1分26秒063(ベスト更新)

タイヤのエアー圧は全て温間1.95で使用しました。


ここまでで午前中が終了!大きなトラブルもなく、チェックメニューも全て消化しました。ほっと一安心です。


片付けをして帰社しようとかとも思っていたのですが・・。グリップレベルが高いという認識のシバタイヤ R50(T9)も今日テストしちゃう?ってことで午後は、タイヤ変更して走行します。

とはいえこちらもウォーマー無し、午前(T5)と同じ条件で走行します。(アウトラップ~1周アタック)

早速行きます。

T9でコースインしてアタックに行こうとすると計測ラップの前の最終コーナーでステアとリアが若干軽い感じ・・・。(1-2周くらい、走行して形作ったタイヤなら問題なかったはずだけど、一発目なので、タイヤの形も含めて出来てなく温まりが足りなかったと思います)

その状況で飛び込んでいった1コーナーは、やっぱまだグリップが足りない。けど、今日のルールに伴い、そのまま行きました。が、結果として1分25秒326とベスト更新。(エアー圧温間2.0)

リザルトではセクター1での遅れや、この周だけバックストレートでわずかな雨粒も落ちたため、ブレーキングがぬるくなってしまった・・・。反省。が、計測周の最終コーナーでは、今日イチの横Gを感じました!

結果としては25秒フラットか24秒後半が狙えるかなという状況です。が、欲は出さず。。。本日はここで走行終了しました。

総合評価するにはまだまだ早すぎると思いますが、単純なグリップ力は、T5→T9の方が上です!
といっても、これは比較がT9だからなわけで・・・。

T5に関しても今日の条件下では非常に優秀なタイヤだなと感じました。これからの暑くなる季節では、T9を勝るタイミングも恐らく出てくるのではないか?とも思います。

細かな条件下で選択するレーシングタイヤみたいですね、こういう選択肢は好きですw

というわけで、諸々完了しまして、今日はここで引き上げることにしました。工場に戻ったら、再度、車両の確認を行います。

次回は、タイヤサイズを295へ変更!?テストコンパウンドも変更したもの!?など、いろいろありますが準備へと進めていきたいと思います。テストはまだまだ続きます。よろしくお願いします!

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw