金曜に筑波にてまーFD3S ＆ シバS（市販モデルと開発モデル）を初めて履き、車両の仕様なども含めて色々とチェックしたところですが…
今後の基準として、まだタイムが出やすいこの時期に基本となるデータ蓄積やテスト、車両セットアップなどを進めていきます。一度会社へ車両を持ち帰り、データのチェックや車両セット変更、タイヤ削りなどを行い…
改めて翌日（土曜）も筑波サーキットに向かいましたｗ
金曜の走行で気になった点は、1ヘアで駆動が抜ける（左リアをゼブラ使用すればマシ）のと、最終コーナーのアンダーステアです。
取り急ぎ、大幅な変更作業は時間が足りないため、出来る限りのところで修正を試みます。といっても、絶対的信頼をおく「APEXi N1ダンパー」頼りｗ
変更内容は以下のとおりです。
- 車高バランス（F2㎜ダウン）
- リアリバンプ減衰変更（先日R6→R8、今回R10）弱めます
新品で走行したタイヤ（筑波計測2周）はカンナで皮剥き。走行後のタイヤにカンナで削ることで、どこがどうなっているかの確認も含みます。当日のタイヤは、その削った1セットのみで、シバSタイヤ R50の開発モデルの方のコンパウンド（T9）で走行します。
ちなみに2日間のタイヤ管理は下記になります。
- 2/21：ウォーマー 2時間/80度、エアー圧 温間1.8
- 2/22：ウォーマー 3時間/80度、エアー圧 温間1.7
というわけで土曜日。RX7 TRACK DAY 2025 に参加しました。これはAttackでお馴染みReardy Go Nextの青木さん主催の走行会です。名前の通りRX-7限定w
走行枠はスーパーラップが3セッションありましたが、1セットしかタイヤがないため、1セッションのみの走行予定です。
なるべく前日と走行条件を合わせるために、2本目の「10時～」から走行しました。
結果は、前日とほぼ同タイムの56秒560。前日の気になった浮きの点と最終アンダーは解消方向。とはいえ、まだ足りないのでLSDも含めて仕様の見直しが必要と判断。後日仕様変更ですね！
次に気になるのは走行後のタイヤです。画像では分かりにくいと思いますが、表面がサラッとしていて前日に多少あったようなグリップしていましたという感じがない…。やっぱりもっとベトッと溶けてほしいですね！
これはタイヤが捻じれない？つぶれない？僕がつぶせてない？のか、コーナーで引っかからないのとグリップピークもパキッとこないので、ラジアルタイヤの延長上？にあるようにも感じます。
現状はまだこのタイヤのグリップ力やポテンシャルを信じ切ることが出来ないので、引き続き対話が必要そうです。とはいえ、それらを含めての現状の見込みとしては、車両セットやタイヤの使い方などを加味した上での目標値としては、ラップタイム的にあと-1秒となる55秒半ばが基準かな？と感じます。
車両的には軽量化や足回りのセット変更によるメカニカルグリップの向上と、LSDの見直しによるトラクションの向上、タイヤに関してはエアー圧やウォーマー温度を上げてみるなどなど。
いずれせよ目先のコンディションを活かす中では時間が限られるため、優先順位を決めながらデータ蓄積をしていこうと思います！
