2023年くらいから?シバタイヤ開発でも活躍するようになったマーのFD3S RX-7。昨今ではアペックスのN1ダンパーの開発や、シバSタイヤの開発などでもたくさん走りました。
とはいえこの車両、元をたどるとマーの育成目的で作り始めたのがそもそものスタートで、本人の技術習得やそのテスト、走行スキルの向上などが主な目的だったので会社的にはほぼノータッチでした。
が、上記の理由で会社的に責任を持って走ることが増えてきた&今後も走らせることが増えるということで、そろそろ本腰を入れて車両の仕様を見直していこう!となりました。(しました)
中途半端な状態ですと、車もかわいそうですし、今やらないとずっとこのままになる予感もしましたしね…。とはいえ、時間も予算も限りはありますが、できるところから進めています。

というわけで最近見直しなどを行った内容。まずはドライブシャフトのフルオーバーホール。ジョイントの確認と面取り修正等、ブーツ類やグリス関係(オメガ製)を刷新。

続いて効きが弱くなっていたLSDの作用角変更。ファイナルギアについては各サーキットに合わせ変更する予定で、現段階では走らせながら探っている状況です。

傷んでいたリアハッチについては、福島のカーボン屋さんであるCF Labさんのリアゲートに変更。(入荷待ち)
そしてリアが軽くなるのに合わせて、重量配分を見直すということで燃料関連とバッテリーの搭載配置をリアへ移動。燃料に関しては、より軽くということで燃料タンクの容量も減らしました。

フロントから見たエアロの損失も見直し、CF Labさんのカーボンディフレクターを装着。超高速域では効いてくることでしょう。そしてフロントバンパーの損傷修理&塗装も実施。

マフラーも新しく作成。φ90仕様です。
その他、ステーや取り付け方法の見直しだとかの細かいところはたくさんありますが、紹介したところでなーという感じなので割愛w
次回走行は4月下旬のスポーツランドSUGOを予定しています。今回は変更点が多いため、車両チェックがメインとなるでしょうけど、どれくらいのタイムが出るかは興味津々です。タイヤはとりあえずシバタイヤR50 T5(265幅)で走行し、各チェック項目を消化していきます。
無事にことが進めば、その次のタイミングでタイムアタックかな・・・。