シバタイヤのR31パターンに用意されているコンパウンド、280R。
200Rに比べて硬めで減らない・タイム的に劣るとなるわけですが前回、これで富士スピードウェイを走ってきたら2分は切れそうなポテンシャル、ということは確認できました。
となると気になるのは鈴鹿サーキットでのタイム。GR86で30秒切りがもしできるなら、200Rに比べてタイム的に劣るとはいえ、十分に遊べてそれなりの記録を残せるタイヤとなることでしょう。
というわけで、シバGR86を基本的なサーキット走行に必要なメンテナンスだけ施し、富士を走らせたそのままの仕様で鈴鹿へと向かいました。
ちなみに、シバGR86はノーマルエンジン/クラッチ/ミッション/ファイナル比/コンピューターは全て純正の状況です。(仕様一覧については現在準備中ですのでお待ちを)
なお、今回の遠征ではスケジュール的に午後には鈴鹿を出なくてはいけないので、走行は午前の2枠のみの予定です。
6/12、鈴鹿サーキット着。走行はチャレンジクラブハイクラスです。
当日は天候は良好!というよりむしろ暑すぎです・・・。まぁ、そもそも季節的にもベストタイムを更新しにきたというわけではないので、問題はないですがw
走行については1本目は路面やセット含めて確認しながら、2本目合わせ込む&当日のベストを出して帰るというイメージで準備を進めます。
あ、今回もなんですが・・・
ぶん蔵さんと一緒ですw
お互い履くタイヤも違えば、テストする内容も異なりますので負けず嫌いは行わず、お互いのタイムは参考程度に比較を行う予定。多分w
詳しくはぶん蔵さんFBにて。
https://www.facebook.com/yasunori.nakajima.5
僕の方は、タイヤとは全くの別件でオメガのオイル添加剤のチェックもしていきます。1本目と2本目の間にドーピングしてデータ取りと検証を行います。フィーリング的に体感できれば理想ですがw
というわけで早速1本目(09:45 ~ 10:15枠)を走ってきました。
ベスト:2分29秒20
よし!取り急ぎで30秒切り達成です。200Rに対して全体グリップは落ちますが、タイムの落ち幅やタイヤ持ちの良さは申し分なしですね。280Rコンパウンド、良きです!
とはいえ、富士のセットのままだと、1コーナーやデグナー1、130Rでリアの設置感が薄いので少し車両のセット変更。走れなくはないですけど、目標も達成したので欲が出ます。
そしてオメガのオイル添加剤によるドーピングw
というわけで2本目(11:15 ~ 11:45)の走行。
ベスト:2分30秒08
計測周は全くクリアを取れずw
残念、コース上にいたポジショニングが悪かったかな。。。
結論としては、1本目の持ち込みセットで走らせたタイムが当日のベストになってしまいましたが、たらればでは280Rでも条件次第では27秒台程度は見込めるという手応えとなりました!
ということで、僕の中では280Rコンパウンドのポテンシャルに満足。なかなか減らないし、グリップピークも長く続くのでしっかり遊べます。
280RはシバタイヤのR31パターンにしかないコンパウンドなので、サイズの選択肢は限られてしまいますが、連続周回や一般的な走行会、練習走行、そして普段履きにもおすすめできます。もちろんタイム的にも一般的なラジアルタイヤと遜色ないレベルまでの域までは問題なくいけると思います。
そして個人的には上記以外ですと、生まれたての車両や足回りをリメイクした車両などの、ゼロからのセットアップで280Rを履いてもいいかなと思います。タイヤのライフやグリップコンディションが安定しているタイヤなので、そういった用途にも向いていると思います。
というわけで、ドライ路面での280Rのテストはこれで一区切り。次は280Rがウェット路面でどうかを試してみたいですね!こちらは日程と天気が合わないといけないので状況次第となりますが、梅雨の時期には実施したいと思います。
さ、天気予報との睨めっこが始まりますが、ドライだった場合は真夏の路面での200Rの走行へと移行してく予定です!