先週末はBUNZOUさんが参戦した「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 2025 CLUBMAN Series 第5大会」が無事(?)終了。レース結果については本人個人のSNS(FB)をご覧いただければと思いますが、ワンメイクレースの洗礼を受けたご様子。とはいえBUNZOUさんはそれも糧にできるタフなお方なので、おそらく次戦に向けて気持ちは切り替え済み。新たな挑戦をまた一歩進んでいくはずだと思いますので、引き続き応援していきましょう!
さて、直近の工場の様子です。
まずはNDロードスターでサーキット走行を楽しまれていたオーナー様ですが、何とマシン変更!

新たにGR86へと車両を変更!ご来店くださいました。
今後についてはすぐにサーキット仕様へと仕立てていくとのこと。早速、各種のご依頼をいただきました。(ありがとうございます)
まずは必要なパーツの発注等を済ませたところではありますが、商品によっては納期が掛かりそうです。とはいえ、ある程度の慣らしも必要なので、ニューマシンを楽しみながらお待ちいただけますと幸いです。
その中でちょっとしか乗っていないはずですが、早速気になるというところがあるとのことでパーツの変更。

これ見てあーそれねとなる人はGR86通ですねw
こちらはサカモトエンジニアリングで開発・販売しているクラッチストッパーです。

GR86はクラッチペダルの位置や遊びには違和感があり、レーシングスピードでのクラッチ操作はもちろんのこと、一般道を走っているだけでも、左足のスネに負担がかかります。
このクラッチストッパーは手前と奥側のセットで、たくさんの試行錯誤と調整を行ってクラッチペダルの適正化を行ったアイテムです。今となってはこれがついていないGR86に乗ると全開走行に限らず、街乗りでも“これがないと違和感を感じる”ほど、欠かせないパーツになりました。
というわけでこちらの車両にも取り付け・調整確認などを行って納車です。で、他のパーツにつきましては揃うまではまだ時間が掛かりそうですが、進められるところからアップデートしていければと思います!
GR86をサーキットで楽しみたい方の一つのお手本のような仕様になるかと思いますので、また別途ご紹介させていただきます!
次に、継続車検のご依頼でFD3S RX-7のご入庫です。

こちらの車両は昨シーズンは筑波サーキット(TC2000)で目標だった59秒台を達成。現在はさらなる記録更新を目指し、細部のアップデートに取り組まれています。
車検に関しては日頃のメンテナンスがすでに行き届いているため、消耗品の交換なども追加で作業することはなく、基本点検のみで無事に車検をクリアとなりました。

アップデートに関しては軽量なカーボンパーツの入荷をお待ちいただいている状況ですが、入荷次第ご連絡させていただきます!(ご依頼ありがとうございました)
次もFD3S RX-7が入庫。こちらはロータリーエンジンの作成と、関連する補機類などのアップデートを行なっていきます。

現在はオーナー様とパーツ選定などの打ち合わせを重ね、詳細な仕様やメニューなどが決まりました。
そしてその中で排気系の刷新も行うのですが、今回のエンジン仕様としてオールφ80のマフラーが欲しいよねということで色々と調整。(完全なオールφ80のエキゾーストシステムは大手メーカーにはなく、一部で絞られているため排気ロスが多い)
結果としてサカモトエンジニアリングのオリジナルマフラーとしてオールφ80のエキゾーストシステムを新しく作ることにしました!詳細についてはまた追って公開いたします。
で、詳細な作業メニューも決まりましたので早速作業へ着手しました。


まずはエンジン降ろし!この後は分解していき、再使用部品の設定・清掃を行っていきます。進行具合はまた別途ご紹介したいと思いますのでお楽しみにお待ちください。
では引続き、よろしくお願いします!