巷で話題のシバタイヤR31パターンの200R。いわゆるシバタイヤの最新作のモデルで、新しい方のタイヤパターン(R31)と2023-2024シーズンで大幅な進化を遂げたコンパウンドという組み合わせになっています。
シバタイヤの市販ラインナップの中で、とにかくラップタイムを求める方はこれ履いて!となるモデルです。このタイヤはすでに受注&量産に入り、早い方は手元に届いてサーキットで早速試しました!という声もチラホラ。
そんなシバタイヤR31 200R。今週水曜(20日・祝日)に行われるAttack東北走行会2024で、シバGR86に履いて出走予定だったんですが。。。
天候的に多分ダメっぽいw
という状況ではありますが、スポーツランドSUGOではこのAttack東北走行会前にテストの予定を入れていました。月・火曜でスポーツ走行があるので月曜に菅生へw
前回、菅生を走ったのは、去年の10月・・・!?だいぶ時間が空いてますので、まずはドライバー(僕)のリハビリも兼ねての走行です。(この時はAttack東北走行会の天気はまだ諦めていませんでしたw)
Attack東北走行会向け準備。ドライバーの肩慣らし
月曜走行時は200Rが出来る前にできた、開発モデルであるシバタイヤ R31 T8/T9モデル(中古)を使用。ドライバーの慣らしなので…
その他シバGR86に今回行った変更としては…
- テストをしていたOSデュアルコアLSD → ATSカーボンLSDへ
(これまで使っていたものへ戻した感じです) - 純正サイズバッテリー → 小型軽量バッテリーへと交換
それ以外はこれまで通りです。
ざっくり仕様まとめると、A’PEXi 吸排気、A’PEXi N1ダンパー(F/10K R/12K)、シバブレーキキット、サカモトエンジニアリング ルービックスパッド、HKSリミッターカット、ギア比ノーマル・内装全付きなライトチューン仕様です。(別途パーツ一覧等をまとめます)
月曜の走行時には久しぶりにBUNZOU号GR86と一緒です!GR86ですが、マシンチェンジになっています↓↓
今回は黒w 通称2号機というこちらのGR86も、これまで乗ってきた白と同じような仕様にしまして、今回がシェイクダウンとなります。(白い方のGR86は関西方面への遠征マシンとして今後活用していくそうですw)
今まではほぼ同じ仕様のGR86でバチバチにやりあってきたわけですが、色々なパーツのテストが関係する中で、それぞれの車両の仕様違いが大きくなってきました。
な の で w
走行前に”協定”を結び!(結んだつもりです!w)
負けず嫌い選手権は今後行わない方向となりました。
ボクのはほら、今日がシェイクダウンだし、チェック走行だからタイムとか関係ないです
ボクも久しぶりのSUGOですし、Attackに向けてのフィーリングチェックですからタイムは関係ないですよ
BUNZOUさんがいるといっっっつもこう・・・w
というわけで走行。9時00分と10時30分の2本走行予定です。
この日は、極寒!なにより超暴風です!汗
宮城へ向かう道中も、道路には木の枝が散乱。。。きっと菅生の路面もダスティで滑りやすいだろうなと予想されます。なによりピットではシャッター閉めてないといられませんw
そして山の方からなのか、またこの風に乗って雪も多く飛んできている状況でもありました。。。
路面も冷えてるでしょうし、ダスティなのは確定w
ちょっとコースに出ることを躊躇しましたが、とりあえず行ってみます。
1本目:9時00分~
1分36秒688(ベスト更新)
色々条件悪そうですが、最終的にベスト更新できました。これまでのベストタイムはADVAN A052で保有していましたが、ここへきてついにシバタイヤが自己ベストのタイヤ銘柄になりました。(T8/T9っていう開発モデルですが)
案の定、路面悪く・爆風でストレートでは車両が揺れる状況でしたが、車が良い仕上がりでした!車両の動きや自分の”迷い”もないため、全体的に動きがスムーズに走らせられます。
実を言うとこれまで、GR86というストラットの脚周り&電子制御満載の車両の運転で腑に落ちない&悩ましい部分がありました。(言葉で説明するのは難しいですが、ドライビングで100%頑張るとタイム出ないので80%程度にとどめて“それで良しとしましょうよ”というイメージ)
ですが、やっとこGR86の走らせ方やセットの出し方、どのパーツがどれだけ優位に働くかなどが、ラップタイムとシンクロしてきた気がします。おかげで迷いがなく気持ちよく全開で乗れます。
ドライバーのフィーリングチェックも済んでからは、あとはタイヤ余力は残しながら数回のアタック&計測を終え、1本目の走行は終了です。
で、BUNZOUさんはというとシバタイヤR23 200Tを装着し、坦々と周回重ねながら車両確認を行っていました。
チェックではあるものの、やはり気になるお互いのタイム。意識しない方が無理ですね…w
※でも、今回はお互い「テスト」ですから!×2
2本目:10時30分~
変更点→そのままのタイヤで左のみ前後ローテーション
1本目でやりたかったドライバーや車両のチェックは消化できたので、今回はAttackのスーパーラップ形式を意識した走行パターンで走らせます。(コースイン→2周連続計測)
シバGR86では原則、タイヤウォーマーは使用しませんので、タイヤの最大グリップをどこで発揮させるかをイメージし、計測2周目にタイヤをめいっぱい使えるようにアウトラップを組み立てていきました。
1周目:1分36秒553
2周目:1分35秒919(ベスト更新)
取り急ぎ、さっきのベストをさらに更新して35秒台入りです!
車両側は持ち込みから減衰も何も触らず。思惑通りに足が動いてくれてスムーズ(特にリバンプ)。それでいてピンポイントな乗り方を求められるわけではなく、リカバリーもしやすく気持ちよく走れます!
A’PEXi N1ダンパー最高ですw
※ドライバーが何を意識しているかがすごく重要ですね
そしてBUNZOU号はというと。。。
タイヤをスイッチ。GR86/BRZのカップカーのタイヤを装着し、計測&確認をされていました。今日はタイムを気にしないと決めているので特に触れませんw
というわけで本日の確認はこれにて終了。水曜のAttack東北に向けた準備は終了です。あとは当日、市販モデルのコンパウンドである200R履いてもっとタイムを出すだけ!なんですが・・・
水曜は朝から雪混じり?これダメでは。。。
ということで、火曜日(19日)にもSUGOを走ることにしました…w
(結果的に水曜は天気的に諦めて行かないという選択w)
翌火曜。シバタイヤ 200Rを履いたら…
まさかの菅生、2日連続ですw まぁ、BUNZOU号GR86も一緒なんですが・・・
今日は昨日と違っての風も収まり、おだやかな天候で条件は良さそうな気がします。これで明日の朝(Attack東北走行会)には雪予報なのか…
で、走行です。今日も昨日同様、9時00分と10時30分の2本走ります。
ぶん蔵さんは今日も引き続きのセットアップです。車色々変えていますから、美味しい所を探すのに苦労している感じがします…w
シバGR86はタイヤのみ変更。今回はシバタイヤ R31 200R(255/40R17)の新品を装着し、タイムアタックを行います。(本当はこれをAttack当日にやる予定でした)
1本目:9時00分~
今回もタイヤウォーマーは使用しませんので、十分にコース上で温めを行い、計測1周だけに焦点を合わせてタイヤを酷使して走行します。
1分35秒338(ベスト更新)
少しミスがありましたが、0.6秒ほど短縮しベスト更新です。34秒台も見えてきた…かな?
2本目の10時30分~
タイムは出たので、今回は次につなげられるように各コーナーの確認&走り込みで周回します。
ベスト:1分36秒177
ということで、無事走行終了です!
シバタイヤ200R、良いグリップでした!スポーツランドSUGOも気持ちよく攻められます。
ただもっと、このタイヤを使おうと思うと、GR86ならもっとリアを活かす方向で考えた方がよりタイムは出ると思います。もっとリアで曲げられるようにすれば、このタイヤの特性を活かせるはずです。
その中ではリアのブレーキも重要です。ブレーキサイズやパッドの特性も関係してきますが、ここで取れるアドバンテージはとても大きいです。羽無しのGR86ですから余計ですね…。
というわけで今後もその辺りのチリツモとなるセットアップを色々と考えながら行っていこうと思います。もっとタイムは出るはずです!
っと、それはそれとしてw
次回はシバタイヤ R23の18インチのタイヤチェックテストを行います。BUNZOU号も一緒で、お互いタイヤをシェアしながら確認します!
いや、いやいや、ただの負けず嫌い戦になってしまう可能性が高い?w
そこは大人ですから、大丈夫です!きっと。
はたして…w