鈴鹿→富士と遠征w デモカーGR86にシバタイヤ履いて国際サーキットを走り倒してきました

久しぶりに鈴鹿サーキットを走ってきました!デモカーGR86では初。そしてその翌日には富士スピードウェイへっていう感じで遠征です。タイヤ?今回もシバタイヤですけど、何かw

というわけでその模様です。尚、お馴染みBUNZOUさんとGR86も一緒です。前回に引き続き、今回もタイヤテスト的な意味合いが強いので負けず嫌い戦は置いといてw

(さすがに何かコトがあると困るので、僕は積載車で向かうことにしました。BUNZOUさんは自走)

ADVAN A052は持っていきません。シバタイヤのみw

今回、デモカーGR86の持ち込みタイヤはシバタイヤのみです。贅沢に2セットを用意w

  • シバタイヤ:245/40R17(TW200)
  • シバタイヤ:255/40R17(TW200)

で、二日間の走行を予定しています。ADVAN A052は新品があるんですが、今回の鈴鹿&富士のスポ走枠じゃタイム出しには厳しいだろうということで温存です。メーカー在庫も乏しいですし、DKM走行会で使いたいですからねw

シバタイヤのグリップイメージについては表面温度に依存し、タレが早く、タレた後は一度冷まさないと回復しない、というところが走行する上での懸念した部分ではありました。(これは特に日光サーキットで使用した時の話

それが少しずつ変化がw

前回の富士走行(シバタイヤでの初の国際コース。タイヤサイズは235/45R17)で最初のイメージとちょっと違い、その後のサイズアップした筑波サーキットコース2000での255/40R17では、さらにイメージが違くなり、なんか見えてきた?ような感じがします。(筑波走行はこちらをどうぞ

また、シバタイヤが他タイヤとまったく違う点が一つ!

圧倒的に溝が深いです!いわゆるドリフト系のタイヤだと一般的なのかもしれませんが、不思議なのはこれでタイヤのヨレは感じないというところ。

ライフを比較した場合、相当持ちそうではありますが、このタイヤをもっとうまく、速く、使いこなすにはどうしたら良いだろうか・・・という模索も開始。ちゃんと使えれば長ーく遊べますから、走行ランニングコストをだいぶ抑えられると思うんですよね。

で今回はADVAN A050などを使っていた時と同様、削りましたw いわゆる浅溝化。カンナ削りです。(手カンナのため、1本1時間くらい掛かりますが)

削り後の溝高さは5㎜前後といった状況です。これでだいたい6部山くらいですかね。それでもADVAN A052やネクセン等と比べて、まだ溝が高いw

ただまぁ、いきなりシバタイヤの削りを国際サーキットで試すことになっちゃうわけですが、長いストレートやハイスピードレンジで使う場合はバイブレーションを懸念しています。なので今回はめっちゃ慎重&丁寧に削りましたw

削りの優位性や今後さらに削り込むかどうかは、今回の遠征にて判断出来ていければと思うところです。では遠征です。

GR86で初走行!久しぶりに鈴鹿サーキットへ行ってきました!

遠征1日目、2/21の鈴鹿サーキットでチャレンジ走行です。(いわゆるスポーツ走行)

実は鈴鹿サーキットのスポーツ走行は初めてで、地元ルール?ピットの使い方や、仕組みがイマイチわかっていません。。。でも、同ピットの常連の方々が親切に教えてくださり、安心してテストが進行できそうです。(ありがとうございました)

鈴鹿サーキットでの使うタイヤはまずシバタイヤの「245/40R17」でいきます。冷間1.45スタートの温間1.8をターゲット。ダンパー減衰はいつも通り「F3/R6」です。

久しぶりの鈴鹿のため、様子見で周回します。過去計測では5周程度しかないかも…。(当時の模様はこちら

今日は特別に台数も多いらしく、50台近い車両が一気にコースイン!w

タイム出しにはなかなか難しい状況ではありますが、ギアやブレーキポイント、ラインの確認を行う自分にとっては問題なし。坦々と周回を重ねていきます。

まずは連続周回での確認走行をしまして、2分32秒というところで、赤旗のためセッション終了。

シバタイヤに関しては、ドライビングを抑えてるとはいえ、コース形状的にタレが早いのではと思ってましたが、タイヤ余力がまだまだ残っており、もっとタイヤを使って良さそう。正直びっくりしましたw

またタイヤの印象が変わってしまいました…。他サーキットに比べてこじるようなポイントが少ないから?路面かな?削ったから?運転詰めてないからかな?

2ヒート目、リアの減衰変更で「F3/R5」。

前ヒートよりペースを上げて、チェックします。3周連続周回しまして2分29秒台。とりあえずの30秒切りできました!

ここで、このセッションも赤旗が出てしまい終了です。タイヤに関しては、29秒台でもまだまだ余力を残してます。。。

じゃ、次は一気に!というところで、午前の部は終了です。

昼食をとり、午後に備えます。次のヒートまで、インターバルが長かったので、ボディを磨いたり、雑談したり・・・と、その際にふと目に入り・・・

あれ?ローター割れてる・・・!?

・・・はい、終了。(スペア持ってきてないw)

べストは1分29秒24のままですw また今度リベンジですね!

とりあえず翌日には富士を走るので早速、会社にいるマーに連絡しましてw

スペア(中古)のエンドレスローターと、純正ローター(中古)を、御殿場のヤマト運輸営業所に送ってもらうことにしました。

当日はBUNZOUさんの最終ヒートの走行終了を確認し、一足先に御殿場方面へ向かいます。

富士スピードウェイではタイヤサイズ違いのテスト

鈴鹿走った翌日は富士です。

朝一、ヤマト運輸の営業所で受け取ったブレーキローターの交換を済ませ、富士の走行に備えます。新品ローターはスペアで用意済みですが、それは次回走行前に交換予定のため、今回は中古。

まず富士ではシバタイヤの255/40R17を使用します。予定走行の最終枠では、前日の鈴鹿時の245/40R17へ交換し、245と255の比較を行う予定でいます。ダンパーは「F3/R7」

前回、富士スピードウェイはシバタイヤで235/45R17のサイズで走っていましたが、行き過ぎると後半までタイヤが持たなかったので、サイズアップとはいえ計測1周目は抑え気味で行きました。

・・・がw

1分59秒92を記録w

シバタイヤでの富士2分切り達成~!

何となくホッとした半面、前日に引き続き、やはりタイヤ的には余力残ってるんだよなーw

(尚、ADVAN A052 235/45R17では58秒台が出ます)

そして、交換した中古ローターもまた割れてしまいましたww(一周もってくれてよかった)

ということで、2セット送ってもらった純正ローターへ再度交換。

次は、連続周回をしてみます。ダンパー「F3/R6」。

  • 計測1周目:2分0秒54
  • その次の周:2分0秒14
  • また次の周:2分0秒04

あら?タレないぞ・・・w

255/40R17だからというところもあるかもしれないので、次は245/40R17(TW200)で比較をしてみます。このサイズもGR86で試してみたかったんですよね。外径違いで小さい方が加速力が違いますし、255だとギア上げるか悩むところを躊躇なく上のギアを使えるので(特に筑波の裏ストなど)。

3周連続周回。ダンパー変更なし「F3/R6」

  • 計測1周目:2分0秒23
  • その次の周:2分0秒41
  • また次の周:2分0秒16

ベストは2分0秒10。安定して0秒台で連続周回ができます。245/40R17でも、パフォーマンス的には全然大丈夫!w

あとから確認したデジスパイスデータでは、このサイズなら59秒前半が出せるみたい。255/40R17までサイズアップしなくても245/40R17でも良かったっていうことですね。

ていうかタイヤの容量が足りるなら、245/40R17の方が最高速やギヤ選択などの面で有利かもしれません。255/40R17って結構パワー喰われちゃうんですよねw(ADVAN A052も245/40R17がベストサイズだったのかも…)

シバタイヤ 245/40R17 TW200
シバタイヤ 255/40R17 TW200

シバタイヤは絶対的なパフォーマンスはADVAN A052などのハイエンドラジアルに劣るけど、十分価格に見合うタイムが出ている気がします。柔らかいとされるTW200のコンパウンドにも関わらずタイムが安定していますね。(日光サーキットでのタイヤテストではボロカス言ったのにすいませんw)

以前の235/45R17からサイズアップをしたこと&鈴鹿から富士でこれだけ活躍してくれたデータからも、タイヤへの信頼性がすごく増しました!もちろんADVAN A052の絶対的なパフォーマンスには敵いませんけど、コスパの要素を含めるなら十分かもしれません。

巷のうわさではシバタイヤがこれからリリースする新コンパウンド?新デザイン?のものはもっと良くなるかもらしいので、これはこれで試してみたいですね。(シバタイヤさんが見てるか知りませんが、弊社で良ければ履き倒しますよw)

さて、次回の走行予定はDKM筑波とDKM富士スピードウェイの予定です。こちらは今シーズンの集大成としてタイムを出しに行きます。これまでのフィーリングから合わせ込みを行い、結果としてタイム更新できたらな良いなと思います!

PS:
今回の富士では、BUNZOU号GR86がA052(245/40R17)で、1分58秒9のベストを更新されました。58秒台入り~!

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw