引続き、S14シルビアのエンジン作業です。(前回のあらすじはこちら)
まずエンジンが搭載となりまして、ここからは補機類関係の取り付けです。
冷却面ではHPI製のラジエター&ホースへ交換。シュラウドについては純正新品、電動ファンは社外品へ変更してあります。
オイルライン系では既存のオイルクーラーホース等も劣化が著しいため、ホース&フィッティングと新しく作成しました。(画像は交換前の状態です)
次にタービン。既存でポン付けターボが装着されておりましたが、今回はHKSのGT3-RSを採用しました。(GT III SPORTS TURBINE KIT GTIII-RS A/R 0.60)
ターボの取り回しは、既存で装着されていたメッシュホースを使用しようとしましたが、漏れなどもあるためキット内のパーツや一部純正を取り寄せまして取り付けを行いました。(こちらも交換前の画像になります。すいません…)
で、見ての通り今回はエンジンの強化やターボ容量アップに伴い、パワーが上がります。そのため駆動系も容量を上げていきます。
というわけでミッションが耐えれるように、ORCのツインクラッチ(新品)を介してRB25用のミッション(中古)へ変更しました。
オーナー様の方でご用意していただいた変換プレートを使用して、各部の加工取付を行います。ブログ上では一瞬ですが・・・
- フロア加工
- マウント加工
- プロペラシャフト加工
- シフトノブ加工
- ハーネス加工
- フロントパイプ固定ステー加工
などが必要になります(^^;
他は燃料系ではSARDの燃料ポンプへ変更。HKSの調整式レギュレーター&HKSインジェクターへ変更。HKSのエアインテーク装着などがありました。
特に紹介する点はないので割愛しますけどw
で、最後は制御系ですね。
こちらは既存で装着済みのR35エアフロとAPEX パワーFCを使ってセッティングを行います。
一通りのチェックを終え、いよいよエンジン始動。
1日のラッピングに加え、120キロほど初期慣らし走行を行いまして、漏れや異常のチェックは完了。で、その後は慣らし運転となりますので、それ用のパワーFCのセッティングを済ませたところです。
ここからはオーナー様のほうで慣らしを進めていただきます。お楽しみに!