ご依頼車両やデモカー作成など、チューニングショップなので車と向き合う時間を大半が占める日常ですが、、、
最近では少しずつ少しずつ、事務処理やその外の業務が増えています。やっぱりこの事務的な内容は苦手意識があり、後回しにする癖がありますが、なるべく前倒しで進めることを心掛けるようにしています。特に労働環境の改善や、真っ当な企業としてのあり方も問われる時代ですから、見て見ぬふりをしていたところにもここ数年でメスを入れ始めましたw
そんな、こんなあれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、デモカー仕上げなきゃ。あれもしたい、これもしたい、次は…と毎日いろんなことを思うわけですが、全部一気に出来ないので何周かして粛々とって思う今日この頃ですw
そんな前置きは程々にして、APEXi N1 Sakamoto-ENG RX-7(マー号)のパーツでメーカーさんに依頼していたアイテムが届きました!
- ATS製カーボンLSD(オリジナル仕様)
- CF Lab製インフュージョンカーボンダッシュボード(試作品)
取り急ぎ、次の走行予定が近いため、取付けを行いました。(前回のあらすじはこちら)
まずはデフ。今まで同様のATSカーボンLSDです。

僕が思うLSDというパーツは、単体での良し悪しでは完結しないと思っています。
車両やその仕様、ダンパーやタイヤなどの相性やパッケージ、そしてその仕上がり具合などでもLSDに求める仕事量は大いに変わります。要はLSDでセッティングが変わるし、セッティングでLSDは変わるということです。
そのため、現在のサスペンション、車両のバランス、それに加え、ドライバーの好みに合わせた中でどう仕事させるかが重要です。このFD3S RX-7に関しては、サカモトエンジニアリング A’PEXi N1ダンパーに合わせて&僕好みでセットが出来ているので、そのオリジナル仕様となっています。
で、今回は国際サーキットロングコース用にファイナルを組み合わせてデフケースにインストール。

いつも通りブログでは一瞬w
組み込みました。

車両から取り外したデフケースは、また近日中に交換等をしますので、とりあえずはそのまま保管。

新しく作ったデフケース(今回届いたLSD入り)を車両への入替えを済ませ完了しました。
そしてその他国際サーキットの走行に向けた各種メンテナンス。


今回は、フロントのハブASSYも新品へと交換しました。
次に、CF Labさんのダッシュボード。

各所の逃げ加工や本体固定を行い、取付が完了しました。まだ試作段階ということで製品化については現時点では詳細な言及は出来ませんが、いいですよこれw
こういう漢の仕事空間を作る上では、シンプルでレーシーな形状のダッシュボードが一番です。(純正形状もいいんですけどね)
CF Labさんからは実走行での各種チェック&テストも頼まれていますので、次の走行でその辺りも見てこようと思います。
というわけで準備完了!テスト半分、楽しみ半分。鈴鹿サーキットへ行ってきます。またその模様はお伝えできればと思いますので、どうぞよろしくお願いします!