デモカー86(ZN6)で走るのはいつぶりだろうか・・・(^^;
通勤では使っているものの、2か月以上はサーキット走っていないかも?
と、いう中での久しぶりのサーキット走行です。
場所はツインリンクもてぎのロードコース(スポーツ走行)。
今回は夏場に全然だめだった熱対策に、夜な夜な作業でテコ入れしたのでそれの確認です。
もともと、5月にスポーツランドSUGOで走ったときに熱対策の足りて無さが浮き彫りになり、そこから進めていた項目でした。
(本当は9月中に熱対策を終えてチェックしたかったんですけど、ご依頼頂いている作業との兼ね合いもあり、ついつい後回しに・・・w)
デモカー86(ZN6)はターボ化したこともあり、熱に対しては比較的厳しくなる方向。ポン付けしただけの状態では、国際サーキットクラスになると連続周回はおろか、まともに1周出来ませんでした。。。(気温:30℃。ミニサーキットなら比較的平気)
そして問題なのが冷えの悪さ。クーリングラップを挟んでも全然冷えず、温度維持か上昇傾向。これは一筋縄に行かなそうだなということで、思いつくところの積み重ねで、対策をしていくことになりました。
とは言っても特別なことはしていなくて、エアロボンネットに変更したり、バンテージ巻いたり、導風板作ったり等から始まり、MoTeCのフルコンであるM150が入っているので、熱に関する制御項目を見直したりなど、思いつくことを全部やりました。
・・・で、全部が終わるころには熱的にも対して負担のかからない季節になってしまいましたがw
まぁ、いずれやらないといけないことですからね、きっと( ̄▽ ̄;)
雨のツインリンクもてぎでテスト。タイヤはADVAN A052
急激に寒くなってきた中で、しかも当日はワイパーが必要なくらいに降っている雨模様w
デフォルトで良く冷えるコンディションなので熱対策の確認には向かないですが、良いんです。走りたいので(^^)/
タイヤはこれまでと同様のADVAN A052。ADVAN A052では雨の日光サーキットは何周も走りこみましたが、国際サーキットのウェット路面は初。ツインリンクもてぎのロードコースは世界屈指のブレーキに高負荷が掛かるコースですから、そのあたりのタイヤ性能も楽しみなところ。
とりあえず天気はシトシト降り続いているので、走行券のチェック時にボンネットのダクトからエアクリーナーに水が入らないよう、片側は塞いで走り出します。
このコンディションですから、この状態で連続周回ができないと先は見えませんしね。。。
・・・という不安の中での走り出しでしたが、メーターで見てても水温・油温の上りが穏やか。
タイヤが温まってから(といってもアウトラップで1周走れば温まる)は、MoTeCのダッシュメーターでワーニングが出るまで走り続けよう、としていましたが・・・
まるまる1ヒート(30分)走りきれた( ̄▽ ̄)
ピットインしてからデータを確認しても、油温105℃・水温93℃くらいで安定しているし、クーリングラップではサーモスタット(約80℃後半)が効く温度域まで下がってる。
・・・やっっっと、何とかなった~(^^)/
その後ももう1ヒート走りましたが、ノントラブル。雨とこの気温を差し引いても、酷暑の国際サーキットを除けばそれなりに走れそう( ̄▽ ̄)
ただ、国際サーキットで連続周回する中で1つだけ懸念を上げるとすれば、ブレーキの容量。ローターサイズは上げているんですが、デモカー86(ZN6)はノーマルキャリパー。ADVAN A052はこの雨でもしっかり速度を殺せるので、その代償はブレーキに現れます。
少なくともダウンヒルストレートのブレーキや、、、
奥のヘアピンのブレーキで、このコンディションでもブレーキが赤く染まります。
それだけZN6のABSを含めたブレーキ性能と、ADVAN A052の雨のグリップレベルが高いということも言えますが(^^;
見た目はカッコいいんですが、こんな状態ですから1ヒート分の連続周回となると、後半ではブレーキが不安になるくらいに垂れてきます。ペダルフィーリングも明確に変わってきますし。。。
1ラップだけならいいですが、場合によってはブレーキ本体も次のステップでは考えないといけないかもしれません。
参考タイム:2分25秒847
さて、この状態ならしばらく油水温の熱に対しては考えずに済みそう。
そしてこの時期ですし、遠征も視野に入れつつ、富士スピードウェイやスポーツランドSUGO、鈴鹿サーキットなどの国際サーキットで、ガンガン走りこんでみたいと思います(^^)/