86ターボ仕様のシェイクダウン!持ち込みのフィーリングは思いのほか…

昨日は日光サーキットのスポーツ走行日でした、なので・・・ 

お昼の2本だけ走ろうと、仕事の合間に来ちゃいましたw
デモカー86(ZN6)をターボ化してそれなりのフィーリングに仕上がったので、サーキットテストの第一弾です(^^)/

今までのデモカー86(ZN6)の仕様概略

今までのこのデモカー86(ZN6)・・・、前回(昨年の11月)までサーキットを走っていた時の仕様としては、車高調やアーム類、ホイール&タイヤサイズ変更に加え、ブレーキの容量アップ、ドライカーボンパーツによる材料置換での軽量化とマフラー変更というのが主な内容でした。

使用しているタイヤはハイグリップラジアル(RE-71R等)が中心で、2018年5月に日光サーキットで40秒765、同9月に間瀬サーキットは1分11秒262という状況でした。

快適装備を残しつつ、ウイングなどのエアロパーツには頼らずに、走行会仕様のブーストアップFD3S RX-7と互角に走れて楽しい86にしよう!と進めています。(今のところはw)

86をアップデートしたチューニングメニュー

NAである程度仕上げた86(ZN6)ですが、絶対的なパワーが無い&刺激が足りないことはFD3S RX-7と比べても明確なので、潔くというか、そこそこの仕上がりでまとまったのでパワー面を強化していきます。といっても、やった内容は至ってシンプルで…

先を見据えてオイルクーラーを追加し、本格的なパワーアップのためにHKS製のボルトオンターボキットを装着。(HKSボルトオンターボキットの装着に関するブログはこちら

そしてそれを制御するためにHKSフラッシュエディターを使用し、ROMチューン。(HKSフラッシュエディター導入時のブログはこちら

ここ数週間の早出遠回り通勤も実を結びwある程度仕上がったのでいよいよサーキットへ!という感じでした。86(ZN6)はターボ化で面白いくらいトルクフルになったので、サーキットでの全開走行がほんと楽しみで( ̄▽ ̄)

日光サーキットのスポーツ走行にてシェイクダウン!

日光サーキットについた時の温度計の表示、18℃w

2月とは思えないくらいのぽかぽか陽気ですが、今日は絶対的なタイムよりも、連続周回やその中での熱ダレなどのフィーリングを見るのでむしろ好条件ですね(^^)/

で、走行1本目。

ターボ化してトルクフルになってうすうす感じてはいたんですけど、ギヤ比とトルクピークが来るところがイマイチで、クリップから先で簡単に横むいて前に進まない・・・w
NAでは味わえなかったフィーリングなんで、これはこれで楽しいですが(^^♪

履いているタイヤは中古のRE-71R(サイズは255/35R-18)なんですけど、NAの時には何部山の状態でも踏んで横むくことはありませんでしたから、大きな変化ですねー( ̄▽ ̄)

この状態でのラップタイムは40秒078。シェイクダウンとはいえ、寸止めで終わるのは嫌だwというのと、あと1本走れそうなので現場で出来ることのみの仕様を変えて再トライです。

脚周りとしてはトラクションが欲しいのでリアのダンパーを締めて、エア圧を調整。そしてそれより効くであろうことが…

ROMデータの変更。HKSフラッシュエディターを活用していきましょう(^^)/
今回はピークパワーは犠牲にはせず、トルクの出方をよりマイルドにして行きたいので、アクセルペダル開度に対する要求トルクカーブを中心に見直していきます。電子式スロットルはこういう時は便利ですね~

そして2本目の走行。

ラップタイムは39秒782で寸止めを脱しましたw まだまだ詰められるところや、脚周りのセットを見直さないといけないところ多々がありますが、シェイクダウンとしては上出来でしょう。

インカー動画

これからのデモカー86のチューンメニュー

とりあえずターボ化+純正コンピューターROMチューンで全開走行できるようになりました。ですが、仕上がりとしてはまだまだのところも多いので、引き続きテストや開発を進めていきます。

今回のシェイクダウンの結果としては、パワー特性やフィーリングがガラッと変わり、よりチューニングカーらしさを味わえる86(ZN6)になったと感じます。また気温もそれなりの中で15周以上の連続周回をしましたが、特に熱ダレなども感じることなく周回できました。これならレースでも問題ないでしょう!

これからやるべきこととしては、まずは今のパワーをしっかり使えるようなアライメント変更と、デフが入っていないのでそのあたりも検討しつつ、さらなるパワーアップも見込めているROMのデータ作成などがあげられます。

一つ一つキッチリ仕上げていって、今年はレースでもこの86(ZN6)を走らせたいですね!走行会仕様のブーストアップFD3S RX-7と互角に走れる日は意外と近いかも?!

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw