まーです。
今回は定休日(開発の日もいう)にスポーツランドSUGOへ行ってきました!
ここに来た理由としてはいくつかありますが、取り急ぎは11月4日にここで開催される「Attack Tohoku 2024 Autumn」に向けた準備の第一弾というところ。
具体的にはこの車両に関しては通年(夏の暑い日も)走らせていますが、冬場のタイム出しに向けたモアパワーのエンジンセットを決めるというのが今回のテーマ。
夏場の連続周回を考えると、ピークパワー重視の攻めたエンジンセッティングだとすぐエンジンが垂れてしまい、安定して走り続けることができませんからね。特にこの車両はシバタイヤのラジアルタイヤの開発にも携わっていましたから、ずっと安定して走れるエンジンの仕様が必要でした。
が、これから数ヶ月間くらいはパワー重視で行きますw
とりあえず持ち込む前日にセット確認&変更やメンテナンス。ドライバーは今回は代表(宏樹)に託して僕はECUセッティングに専念します。
セッティング関係の変更点としては、今回からレースガス100%で行きます。(これまでは50%)これはパワー重視というよりもエンジン保護の要素が多いですね。
使っているレースガスの銘柄としてはSUNOCO GT PLUSやルーブリガスを試しています。
なお、当日はドライバーの慣れとエンジンセット出しに専念するということで中古のラジアルタイヤです。(シバタイヤ R31 200R 295/30R18)
走行枠はハウマッチでの走行になりますので、クリアは取れればラッキー程度。またドリフトイベント後ともあり路面も…ちょっと黒いかな。。
まぁ、エンジンセット出しなので余計なことは考えないようにしますw
というわけで準備をして早速走行開始。
スポーツランドSUGOは欲しいパワーの回転域やその特性、エンジンにかかる負荷、ブーストのセットなどが独特?に感じるので、攻めたセットをして行けば行くほど、ドツボにハマることが多々ありました。
とはいえ、綺麗にトルクが得られて気持ちよく踏めて、トップスピードが伸びるロータリーエンジンにしたいので一つ一つネガを潰すべく、色々試していきます。(それで壊れたとしてもデモカーの本来の役割だと思いますし)
というわけで当日はピットインアウトを繰り返し、走行は終了。
まずまず…な感じで終えましたが、ドライバーを務めた代表からは高回転の伸びと、アクセル中間域から踏み込んだ際のパンチがもっと欲しいということで、持ち帰って次に向けた仕様変更を模索します。
そして多分、最高速もあと10km/hくらいは伸びるようにしろってなるんだろうな…次に向けてがんばります。(今日は222.6km/h)
で、次回の走行は10月中頃を予定していますが、そのタイミングではまた仕様がアップデートされる予定です。具体的な内容は足回りをAPEXi N1ダンパーにスイッチし、それに合わせたセット出しを行います。
N1ダンパーはGR86でスペシャルな仕様をアペックスさんにつくってもらい、色々とテストしてきました。今回はそのノウハウも注入されたFD3S RX-7用として開発&実戦投入します。
約1ヶ月後にはAttack当日を迎えることになりますので、頑張っていきます!
Attackエントリー情報:https://www.timeattack.co.jp/event/en241104/en-16/