シバタイヤの次期コンパウンドが決定か？！日光サーキットでGR86サイズのタイヤをテスト

今回もシバタイヤのテストです。シーズン中もたくさんやってきましたね・・・ｗ

これまで200＆280、R23パターン＆R31パターンを問わず、たくさんの仕様のコンパウンドを履いてきました。

その中でGR86サイズの255/40R17としては、

• 200のラインナップ：開発名称 T8/T9モデル
• 280のラインナップ：開発名称 280R

というモノまでを履き、それを超えるものが直近で出来上がってくるか？で止まっていました。（前回の模様はこちら）

が、その中でシバタイヤの柴田社長とレイダンの熱意で？さらに新しいタイヤが出来上がってきましたｗ

こちらは265/35R18サイズで先行作成されたコンパウンドの255/40R17版。とはいえ、このコンパウンドいいよとなってからたった数日間空いただけで作ってくるんだからなかなかのサイクルですｗ

開発名称はT5R。次期200のコンパウンドになるかもしれないモデルで、これまでFD3Sでマー号やレディーゴーネクストの青木さんも履いて好印象だったコンパウンドです。

これが車重があってストラットの脚周りのGR86で履いてどうか？がとても大切で気になるところ。とはいえ現時点で、T8/T9の出来栄えは良く、どちらを販売しても良いと思っていたりもします。（その模様はこちら）

このモデルがそれを越えられるかどうかですね～、というわけでテストです！

場所はタイヤに厳しい日光サーキットです（スポーツ走行）

では早速、いつも通りに行きましょう。

次期市販モデルのシバタイヤで日光を走ったら…ｗ

エアー：冷間1.45～1.5スタート、温間1.75～1.8です。
（ウォーマーは使用しません。もちろん自走履きっぱなしサーキット入り）

1本目：9：00～

38秒772（過去ベスト更新）

温まりはアウトラップ＋3周必要です。

タイム的にはT8/T9よりちょい速い（38秒7）レベルではあるものの、横がこれまでのタイヤよりも改善傾向でおっｗっとなりました。シバタイヤの中では過去イチ攻められるタイヤに仕上がっていると思います。

あとはグリップの持続がどれくらいなのかが気になるところ…

2本目：10：00～

38秒765（さらにベスト更新）

セッション中には、

• タイムが出るのが1発のみではない
• 急激なグリップ落ちがない
• タイムが安定して出せる

っていう、僕が求めるラジアルタイヤの基本性能があることを確認できました。それでいてベストを更新できましたから割と満足ですｗ

尚、グリップが長く続く半面、ピークが来るのは後ろ寄りな気はします。そのため1周に全てをかけてベストラップのみを狙う場合は、ウォーマー使って最初にピークグリップを持ってこれるようにセットアップすれば可能だと思います！（Attack的な使い方）

はい！ということで結論！

過去最高の出来だと思います。T8/T9を超えてますｗ

現在までのシバタイヤの開発モデルの中の200にラインナップする中では、おそらく最強のコンパウンドでしょう！

もちろんこれはだれもが使うハイグリップラジアルという域での話。細かいところではまだもうちょっとこう…という要望は尽きないものです。

ただそれを続けているといつまでも販売にはたどり着けませんし、これ以上のを求める場合はシバスリック（R60）や他のコンパウンドを展開（ラインナップに追加）してもいいはずです。柴田社長に相談ですねｗ

さ、というわけで多分、タイヤテストは一区切り。次回は何をやろうかな・・・？ｗ