テストで活躍するマー号FD3S、エンジントラブルにつき修理→速攻エビス東でテスト

マー号FD3S RX-7、雨の日光サーキットで猿走りしてきました！ｗ

となったのも前回、日光サーキットで新しいシバタイヤテストを行いました。

タイヤテスト途中、A050 GS USEDを履いてみたわけなんですが、あっさり36秒台を記録。当日は春の陽気の中でしたが、FD3Sの現状レベルとしても日光36俱楽部へ入ることがわかり、嬉しさ反面複雑…？

当日は僕（坂本兄）が乗っていましたが、車両のオーナーはマー（坂本弟）。タイムを出したのも僕なのに加えてマーは36秒台を出したことが無いので・・・そりゃ燃えますわ！（兄弟要る方ならよりお分かりいただけると思いますｗ）

というわけでマーは、コンディション問わず走りたくなったということで、定休日（月）に日光サーキットでスポーツ走行があったので猿走りしてました。（雨路面）

が、当日。エンジンに何らかの異常を感じたようです。

即、走行を辞め、分解点検してみたところ、メタル流れを発覚。

メカニック4人総出で、オーバーホール＆オイル関連、経路の全清掃にメタルの交換を実施。組込み→エンジン始動となりました。（ここまでが先週くらいまでの内容）

尚、このFD3S RX-7はマー所有の車両です。ですが現状、このFD3Sを必要とするテストが割と多く、その時だけ僕（会社？）が借りるという状況になっています。直近ではこの後も製品テストの予定が多く、走らせる機会があるので、なる早でチェック→万全の状態へとしておきたいところ。

ラッピングまで終わったところで現車セットの予定を立てていきますが、直近は天気予報がコロコロと変わります・・・が最悪、雨でもOKということで、5/22（月）エビスサーキット東コースへ行ってきました。

当日のメニューとしては、

などとなっています。また当日の結果から、タイムが出る冬を見越しての仕様変更の方向性を決めていこうと思っています。

具体的にはこのFD3Sの仕様は、基本的には日光や筑波などのミニサーキットから国際サーキットを含めて、どこでも走るように作っています。ブレーキ系に関しても、ステージを選ばない弊社のLUVIX仕様で決まっています。

ただ、5速シンクロミッションが入っていますが、タービンサイズやギア比、タイヤサイズ、サスペンション関連などのパワー系＆駆動系＆足回りについては改善したいことも鮮明になりつつあるので、その方向性をどうするかを検討していきます。

とはいえ、まずは載せたエンジンの現車セッティング。当日は午後から雨の予報でしたので、午前が勝負。

取り急ぎ計測やタイム出しなどはせず、ピットイン/アウトを繰り返しチェック。少しずつアクセル開度や回転を上げていき、シバタイヤ（現行品：265/35R18 TW200 中古）での走行。

タイム的には1分1～3秒台で安定して走れ、ベストは1分1秒588。

現行品のTW200でこのタイムですから、先日の日光で使わせて頂いた新パターンのあのコンパウンドだったらきっと…とはまぁ、またの機会にｗ

時折、僕も乗らせてもらいながら、車両の確認。結局のところはタービンとギア比などを含めた全体のバランスが合っていないと感じますが、気温も25度付近と高いので一概には言えず。

日光でタイムは出ましたけど、下が無いので踏めるタイヤだと物足りないんですよね…。

最終確認でA050 GSコンパウンドの中古へ履き替えて、コーナー入り/立ちやギア選別をメインに走行してもらい、1分0秒228までは記録できました。ここで走行を終了。（車両のベストタイムは59秒3）

結果としてインターセプトが高回転気味ということでターボ変更を決断。次回、仕様変更して再度確認調整を行います。またそれと合わせてファイナル変更も視野に。（ファイナルについてはタービン変更して走らせてみてどうするか決めます）

目安として、エビスサーキット東コースの場合、7月までに「58秒台」をターゲットにします！（タイヤ銘柄は聞かないでくださいｗ）

というわけで結果として雨も降らず良いテストとなりました。これで次に進めます。

あ、デモカーGR86も持って行きました。タイム的には1分5秒6（現行シバタイヤTW200 255/40R17 USED）。

特にネタは無いのでスルーですｗｗ

書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますｗ