サーキット走行後のチェック&メンテナンスでFD3S RX-7が入庫です(^^)/
その際にオーナー様と車両のフィーリングなどについて話していると、あれ?と違和感・・・
どうやら装着されているLSDが効いていないのでは?ということで、早速リアタイヤを上げてイニシャルをチェック。するとやっぱり・・・LSDがほぼ機能していない状態であることが発覚。導入後からもそれなりに使い込んでいるようなので、今回はLSDを一新することになりました。(ありがとうございます)
選択しましたLSDは、サカモトエンジニアリングではお馴染みOS技研製スーパーロックLSDスペックS(スタンダード)です。
こちらの機械式LSDはデモカーFD3S RX-7やデモカー86(ZN6)(→最近導入しました)でも使用しています。デモカーなのでスペシャルなモノが付けられていると思われがちですが、スタンダードスペックで使用しているんですよ(^^)/
OS製の機械式LSDは駆動トルクの差からロックまでのなめらかさ、ロック率、耐久性と信頼を持っていまして、大変おすすめです。
組み付けについては、LSDは機械式タイプと入れ替えれば良いというわけではなく、車種によっては、バックラッシュ&歯当たりが適正にならず、LSDの組み込みでドライブピニオンまでのフルばらしなんてこともあります。
※デフマウントについてもこのタイミングで見直しとなるケースも多いですが、今回はデフマウントがすでにリジットタイプへと変更されています。
あとLSDの組込み時にサイドベアリングが再使用なのか中古なのかで、ギアのクリアランスも変わりますので、個体によって左右されます。当店では、サイドベアリングは必ず新品での組込みです。
で、バックラッシュ&歯当たりの適正化が完了しまして・・・
車両への搭載も完了しました!
その後はチェック走行⇒初期慣らしを行いまして、一連の作業が終了です。
このOS技研スーパーロックLSD!!FD3S RX-7仕様では、街乗りはノーマルか!?ってくらい、非作動&静かなので、ストリートユースの多い方にも大変おすすめの機械式LSDです(^^)/
そこからある一定以上のトルクが掛かりますと、なめらかにパキッとデフが作動してくれます。まさに理想な効き方をするLSDですね!
このたびはご依頼ありがとうございました~