年間走行距離が少ないFD3Sに必要なメンテナンス。そして車検

2019年02月04日 工場

FD3S RX-7のここ数年での高騰はすさまじいものがありますね(^^;

一昔前では二束三文…といわないまでも、それなりに出せば良いFD3S RX-7が買えましたが、今となっては査定はつかないくせに買うとなるとビックリな価格になるわけで。。。

ということもあってか、FD3S RX-7を大事に乗られている方はより大切にされているように感じるご依頼を頂くこともあります。今回は年間走行距離の少ないFD3S RX-7に関する整備や車検のに関する投稿です。

年間走行距離100キロ!でも必要なメンテナンス

「年間走行距離が100キロ程」と聞くと、車に詳しくない方であればメンテナンスの必要性を感じないでしょうね、きっと。でもこちらのオーナー様のように車が好きな人にとっては違うわけで(^-^;

入庫したのは総走行距離14万キロの前期型FD3S RX-7。

現在は大切に乗っているということもあって、年間の総走行距離数は100キロほどです。これだけの距離数ですと、動的な摩耗はほとんどない代わりに、置いてある時間が長いので摺動部分の固着というのが避けて通れない話として出てきます。あとはパッキンとかの劣化もそうですね(^-^;

今回はオーナー様のご要望でも、そういったネガを払しょくしたいとご相談を頂きましたので、作業を進めていきます。(ありがとうございます)

まずは一番先に来るのがハブ関係のメンテナンスですね。早速一式ばらしまして、

ハブ&ハブベアリングを新品へと交換。

ハブは走っていても走っていなくても劣化しますし、早めの対応で様々なトラブルを回避できるので定期的にチェックしておきたい項目の一つですね。

続きまして、ブレーキ関係です。こちらは記録上、6年前の車検の際にサカモトエンジニアリングにてブレーキ一式のオーバーホールをさせて頂きましたが、さすがに期間的に限界ですので作業を進めていきます。

まずブレーキキャリパーをオーバーホールを行いまして組付け。(途中の作業写真無いです…)

で、ブレーキローターも新品へと組付け。こちらの車両は走行会などのサーキット走行も参加していますので、サーキット走行重視のブレーキパッドをチョイスしました。

…といっても、さんざんテストしてお馴染みなw
LUVIX製(摩材はデモカーFD3S RX-7と同じになります)へと変更です(^^)/

ブレーキホースはもともとメッシュホースでしたが、今回は新品メッシュホースへ交換。メッシュホースのフィッティングは錆などにも強いステンレスタイプを選択しています。

で、ブレーキ関係で劣化しやすいブレーキオイルはHKS製のスポーツタイプを注入。一連の最終作業でエア抜きをしっかり行いまして、初期のブレーキの当たり付けを慣らし走行。そして漏れや異常ないかのチェックを完了しまして、リフレッシュ関係の作業は終了。続きまして車検ですw

FD3S RX-7エアポンプレス仕様で車検

こちらのFD3S RX-7、エアポンプを撤去したエアポンプレス仕様です。

そのため、エアポンプレスキャタライザー(触媒)が必須になりますが…

以前からご購入&装着済みでして、排ガス検査を行い基準値以内であれば、車検クリアとなります。

で、このFD3S RX-7が前期型ということもあり、後期型に比べれば排ガス基準が緩いのでダメ出しを喰らうことなくクリアとなりました。(後期型だと、燃調調整やアイドル調整等が必要になる場合があります。)

※ちなみにエンジンはパワーFCで制御されていて、当店でのセッティングを対応させております

以前よりも走行性能が格段に上がり、また異音の消化、そしてブレーキングの安定性が増しましたので、良いフィーリングになっていますね(^^)/

ご依頼ありがとうございました!