FD3SのリアハッチがGTウイングでゆがむ件。対策パーツあります

職業柄?地域柄?
マニアックな作業っていうのは重なることが多いんですよね( ̄▽ ̄)

今回は年に数えるくらいしかない?FD3S RX-7のGTウイング関係の歪み対策が2台入りました。タイムアタックシーズンが近いっていうことなんですかねー!

っと、それらに触れる前に一般的なw作業にも触れたいと思います。

GDBインプレッサ ブレーキパッド交換

「走行会に向けてブレーキパッドを交換したい!でもどれにしようか・・・。」

というご相談から入庫~ご依頼~作業となりましたGDB インプレッサSTI。

ブレーキパッドで大切なのはもちろん、車速をきちんと停められることなんですけど、その停め方・コントロールのしやすさもパッド選びでは忘れてはいけません。

なので、サカモトエンジニアリングでは基本的にパッド選びとしては膨大なテストをこなし、豊富な実績があるLUVIX製!を推奨させて頂いております。

今回もLUVIX製をご注文頂きました。(ありがとうございます)

このLUVIX製のブレーキパッドは日光サーキットを始めとしたミニサーキットから、ブレーキがハードなツインリンクもてぎ、タイムアタックの聖地筑波サーキット等々、さまざまなステージでテストを行いました。

またサーキットばかりでなく、通勤から幼稚園への送迎、ストリートでも快適に使えるという所もしっかり確認しております(^^)/

今回チョイスしたパッドは国際サーキットでも耐えられる摩材が含まれるものですが、ハードブレーキング時のコントロール性は抜群ですし、スムーズな制動ができます。

もちろん、ブレーキを使いこなすには最終的にはドライバーの踏力とそのコントロールが何よりも大切なのですが、このパッドはどういうふうに踏力が必要なのか、どう使えばよいのか、ということを教えてくれるフィーリングに仕上がっています。

迷ったときにはまずこれを付けてみてください!最高のパフォーマンスを発揮してくれると思いますよ(^^)/

ユーノスコスモの車検整備&車検

続きまして車検整備&車検のご依頼でユーノスコスモが入庫しました。こちらの車両は距離距離が6万キロ台という大変希少なもの。

ただ車は走行距離に関係なく、時間とともに劣化していくもの・・・。経年劣化による消耗・トラブルは避けられません(^-^;

今回は一般的な車検整備に加えまして、各種チェックを行ったところ、スタビライザーリンケージのブッシュ切れがあり、リンケージASSYを交換。そしてブーツ切れのため、ステアリングラックブーツの交換なども行っております。

でもそれ以外は快調そのもの(^^)/
その後は車検も無事に完了しまして、まもなく納車になります。(ありがとうございました。)

FD3SがGTウイングでリアハッチがゆがむ対策

FD3S RX-7用に販売されている専用設計のGTウイングは、ほぼ全てがリアハッチに取り付けられています。

主流のGTウイングのマウント場所は↑ここ辺ですね。(写真はまー号ですが、この車両はリアハッチではなく直で車体にマウントしています)

ボディ本体の加工が不要(リアハッチの穴あけだけで済む)なため、取り付けもしやすいんですが、この取付方法だと速度域の高い国際サーキットを走ると、GTウイングのサイズによってはリアハッチが負けてしまいます。それだけダウンフォースは強力なんですよね(^^;)

この場合の対策としては今のところ2つあります。

1.ボディ本体に加工を施し、GTウイングを直接マウントする

デモカーのFD3S RX-7ではこの方法を採用しています。

CarshopGLOW製ダックテールを装着

デモカーのFD3S RX-7の場合、リアハッチはヒンジもない脱着式なのと、やっぱりGTウイングの効果を最大限生かせるようにボディから作っていますので、この方法にしています。

ボディからマウントさせるのは珍しい方法ではなく、サーキット専用車両となると標準になりつつあります。

2.リアハッチに取り付けはそのままに、受け側を強化する

スーパーナウエンジニアリングから便利なパーツがあるんですねー( ̄▽ ̄)
それがこのGTウイング用フェンダーブロックフェンダーラインタイプ↓

FD3S RX-7用のGTウイングはリアハッチの最大幅のところにマウントされるんですけど、このパーツはその取り付け側に強化マウントを取り付けてウイングのがたつきや土台の強度不足を補うという代物です。

今回はこのGTウイング用フェンダーブロックフェンダーラインタイプを・・・

お久しぶり~(久々のブログ登場w)なBUNZOU号FD3S RX-7と・・・

Komine号FD3S RX-7に!

付けました!

これでGTウイングの効果は上がりますし、リアハッチのゆがみに防止にもなります。だからお二方、安心して国際サーキットで全開にしてきてくださいねー(^^)/
(ご依頼、ありがとうございました!)

国際サーキットを走らないまでもGTウイングのがたつきがあると、ダウンフォースをきちんと受け止められないので、ちゃんと対策することはトラブル防止も含めて大切なこと。もしぐらつきがあるようでしたら・・・対策を検討してみてください( ̄▽ ̄)

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw