デモカーGR86(ZN8)のアップデート、いよいよ第2弾のスタートですw(といっても、完全合法車両で街乗りも快適というコンセプトは変えませんが)
今回はサスペンション本体を変更。今まではオリジナル車高調(STベースに開発した自社商品)でしたが、よりサーキット方向、もっと太いタイヤサイズなどを考慮して次の段階へと進めて行きます。
今後は今回のサスペンション変更から始まり、ホイールサイズ&タイヤサイズと変更をする予定です。というわけで、まずはサスペンションの変更。
これまで使っていた上記のSTベースのオリジナル車高調の場合、国際サーキットクラスでタイムを求める&225幅よりも太いタイヤになると、減衰などが不足気味になります。街乗りは純正と比べたくないくらい快適なんですが、デモカーという以上、「富士何秒なの?」みたいな話はついて離れませんからねw
で今回選択しましたのは、A’PEXi N1ダンパーになります。理由としては既製品かつ街乗りもできる車高調の中では比較的サーキットスペックという凄く単純な理由ですw入手性もいいですし。
またこちらの商品のバネレートはオーダー時に2キロ内で変更可能の商品ということで、リアのみ2キロレートアップして発注しています。(前:10キロ、後:10キロ)
そしてアペックス様のご厚意で弊社のロゴも入れて頂きました。ありがとうございます。オリジナルサスペンションのようですねw
当初の作業メニューとしてはこのサスペンションの取り付けと同時にタイヤサイズも変更予定でしたが、率直な比較もしたかったため、タイヤとホイールは継続品。それらを最後に走ったのは富士スピードウェイでしたね。(前回の走行はこちら)
というわけで、日光サーキットでテストです!
A’PEXi N1ダンパーを日光サーキットでテスト
今回は11/3(祝)に日光サーキットのスポーツ走行へ行ってきました。
サーキットへは自走で向かい、街乗りのフィーリングからチェックです。また、出入り口に段差のある道中のコンビニを寄り、宙吊り具合も確認します。(ダンパー減衰は前後硬い方から5段戻しで走行)
結論、まったく問題なしw
バネレートが前後10Kなので、だいぶサーキットよりに硬くなるかなと思いましたが、想像とは裏腹なフィーリングに、逆にサーキット大丈夫?と思ったのが率直なところw
チューニングカーらしい程よいゴツゴツ感&しなやかな動きで、ストリートでもお勧めできる商品ですね!
で、今回持ち込みセットとしては車検対応の車高などはもちろんのこと、前回同様、国際サーキットも視野に入れてセットしています。
リアに関しては車高を下げればどんどんキャンバーが付く(ノーマルラテラルリンク)ので、希望キャンバー角になるようにリアの車高を確定、それに伴いフロントの車高調整を行い前後をセットしました。
フロントはアッパーマウント&偏芯ボルト(車高調キットに付属)でキャンバー調整可能です。あとは減衰等含め走行してみないとわからないので、走らせながら調整といった感じです。
本日は定休日ということもあり、丸一日の走行テストです。
テストの内容としては、ドライビングを変えずとドライビングを変えての2パターンで、車高バランス(大きくアライメントが変化しないレベルで)の変更と減衰力変更を行いました。
最終的には、一日の走行をフルで走り切りましてwタイヤも装着してきた1セットしかありませんので、午前と午後の合間にXでのローテーションを交えました。
結果は、
- 1本目 40.097
- 2本目 40.050
- 3本目 40.158
- 4本目 40.054
- 5本目 39.828
最終的には持ち込みセットの車高バランスへ戻り、減衰力は固い方からフロント3/リア5にて落ち着いています。
当日ベストの車載はこちらです。
中古のタイヤですし、国際サーキットを視野に入れた仕様変更だったので日光サーキットのようなミニサーキットではどうかなと心配はしていたんですが、外気温が20度を超える中で40秒を切れて一安心w
当日はまだ225サイズですが、近日中に235サイズへと変更を行い、さらにタイムアップを図る予定です。お楽しみに~!w