GR86のKW V4 Racingを富士スピードウェイでセットアップ。2日間かけてサーキットテスト

6/27(月)〜6/28(火)、引続き、富士スピードウェイへセットアップへ行ってきました。暑いのはわかっていたのですが猛暑!すごく暑いです(汗)

今回は、KWスタッフ同伴になります。メーカーが協力的だととても助かりますね!

今回は路面に対する追従性の確認を行います。また、ダンパー単体の特性チェック、減衰力による変わる変化量をメインにテストを重ねました。

前回の走行では刷新した足回りの余計な動きを止める&一定走行ができるところまで進めています。いわゆる取り急ぎの暫定仕様。その時にタイムが2分2秒台。今回、車両側は前回同様のまま持ち込みました。

早速、KWジャパンのAくんがダンパーのガス圧をチェック。

まずはガス圧変化によるフィーリングの確認走行を行います。が、結果はよくわかりませんでしたw

状況としてタイヤのタレやドライビング安定度、コース上のクリア等、諸々関連してわからなかったのですが、外気温や取付け場所、走行前半/後半などガス圧の変動チェック(計測器値)などのデータは今後に活かせそうなものもありました。詳細は結果は割愛しますけれどもw

次に、路面追従性を重点的にテスト。ダンパー本体の調整項目が多様なんですが、今回は縮みHI側のみに限定しての確認走行。

あくまで、うちの車でのデータになりますが、前回の走行でダンロップコーナーでボディと干渉した左フロントは車高3ターン上げで解決していますので、再度当たるところまでHI側のみダンパー減衰を調整していきます。

結果、びっくりなのですがこのKW V4 Racingでは、2クリックで車高約3ターンに匹敵する変化量がありました。

次に伸び側のリバンプ確認。コカコーラコーナーをメインに、リアのポンピング?現象の解消するまでの確認走行。4クリック。

次に縮みLO側のステア初期レスポンス、リアのトラクション具合の確認走行。ここも1~2クリックで大きく動きに変化が出ます。

ということで、たった1クリックで大きく動きが変わるため、ダンパーの帳尻合わせ(フロント3ヶ所、リア3ヶ所)、難しいw なのでクリック式は辞めて、分刻みの調整が良いですね。。。

尚、今回のテストの中ではストロークを大きく変えることができるダンパーなので、テスト途中に車高調整も交じり入れてました。結果として1日目、最終的には車高も一気に変更しまして、フロント7ターン上げ、リア3ターン下げという状況となっております。

明かなリア下がりに見えますが、FR車はだいたいこういう車高になりますよねー・・・

で、今回は気合入れてw 富士テストは2日目に突入です。残念ながらピットが占有で借りれないため、屋外にて。めっちゃ暑かったです。。これまでの結果を踏まえ、ダンパーの調整で前後バランスのアンダー/オーバーの帳尻り合わせを進めて行きます。

で、シェイクダウン時と乗り味は全然違うのですが、タイムは安定の2分2秒台w 気温等を考慮すると良くなってると思いますが、まだまだイメージと違います。個人的には、この灼熱で富士0秒台が目安でした・・・汗


ということで引続き、セットアップを続けたいと思いますが、現状の状態で他のサーキットがどうなのか確認します。

かなりのリア下がりに感じているのでミニサーキットがどうか単刀直入に気になるところ。なので次回は日光サーキットを予定しています。多分w

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw