FD3S RX-7の6型(最終型)で6万キロ未満の個体。
おそらく数年前までなら「極上車!!」と、迷いなく言えたんでしょうけど、最近はそうでもないですね(^^;
確かに街中をそれなりに乗る分には問題なく走れますし、不自由はないかもしれません。でも、FD3S RX-7らしく走ろうとすると、いろいろ劣化してきているところも多くなっています。
今回入庫となったこちらのFD3S RX-7は、まさにそういう個体でしょうね( ̄▽ ̄;)
普通に乗れますし、パッと見た感じはとてもきれいなFD3S RX-7という印象・・・、ではあるんですけど、やっぱり時の流れ?には逆らえないところも多く・・・
・・・エンジン降ろしました(汗
中古車屋さん?で買われたという、オーナー様がずっと探していた「欲しかった個体」というFD3S RX-7。8月頃から相談を頂き、各所のチェック等を進めていった結果、最終的に欲しい仕様も詳細になり、今回そのステップの1つとして、ロータリーエンジンのオーバーホールとなりました。(ありがとうございます)
FD3S RX-7としては極上車に属するスペックだとは思いましたが、改めて感じるのは経年劣化・・・。や、普通に乗れますよ?でもトラブルの前兆が多く表れているのも事実で(^^;
モグラたたき的に出たら潰すでも良いのかもしれませんが、こちらのオーナー様は「まずはきちんと乗れるFD3S RX-7を!」ということで、極上の仕上がりを目指し、今回の作業着手となりました。
エンジン本体のオーバーホールもそうですが、周辺の電装品や補機類なども一式換えていき、不調なく&安心して踏めるように仕上げていきます。こういう言葉を並べると、レストア前提の車両のように聞こえますが、FD3S RX-7もレストアから進めないと、きちんとチューニングできない個体になりつつあるのも事実なわけで・・・
とりあえずこれから、ノーマルの13Bエンジンをベースにしたファインチューンを施した仕様を製作し、Vマウント等で冷却系を強化。クラッチや足回り等も相応にリファインして、楽しく乗れて走れるライトチューンブーストアップなFD3S RX-7を作っていきますよ(^^)/
まずは洗浄すべきたくさんのパーツを片付けなければ・・・。
詳細についてはまたの機会に~♪