アクセルワイヤートラブル。FD3S RX-7のサーキット派では比較的多いトラブル

FD3S RX-7のサーキットで起きるトラブルの一つとして、アクセルワイヤーの動きが渋くなるという事例があります。
(デモカーのFD3S RX-7を走らせるときは常時、予備のアクセルワイヤーを持ち込んでいたくらいです)

で、その症状が出たFD3S RX-7が入庫しましたので早速作業を進めていきます。

まずなんでこのトラブルが起こるのよって話ですが、FD3S RX-7はアクセルワイヤーがターボの上を通っています。なのでその熱をもろに受けて内部損傷してワイヤーが引っかかったり、固着したりします。

これは経年劣化ではないですし、なによりアクセルワイヤーの外観はほぼ変化しないので見た目ではさっぱりわかりません。そして新品に替えても場合によってはすぐ起こりえます。

ちょっと余談ですが…

僕の経験ではフルタービンにした仕様で、クーリングラップを怠ったり、赤旗などで急遽ピットインした際に起きやすかったです。

なら、しっかり断熱すればよいじゃん?となりますが、断熱も良し悪しで、熱を込めることも考慮しながら対策を選ばなくてはいけません。排気温度は1000度を超えますので…。

そのため、有効な対策としては冷やすことの方が確実です。具体的にはピットイン後は必ずファンを当てたり、エアダクトを引いてアクセルワイヤーに当てたりなどです。この辺を徹底してからは予備のアクセルワイヤーを使うことはありませんでした。

で、今回入庫した車両。

前置きが長くなりましたがw
先日の走行会での帰宅途中にアクセルが重くなる症状が出た!ということで、点検のご依頼です。仕様としては純正タービンなんですけどね・・・w

ご来店時、エンジンルームからワイヤーを動かしたり、アクセル踏む分には異常は感じとれず。また、来店際の道中に症状はあったか確認すると、「ない」とのこと。厄介ですねw

ただ起きた時の症状確認をする限り、引っかかった際にアクセルを戻されるような反発的な症状もあったということで、ほぼワイヤーで間違いないはず。というわけで部品を取り外して単体チェックです。

結果、アクセルワイヤーを押す⇔引くをしてみたところ、ザラザラ?ザクザク?と引っかかり(通常はスルスル)があり、ワイヤー不良と断定。交換で修理完了となりました。

そしてついでにメンテナンス。今週末は筑波サーキットを走行予定とのことで、プラグ交換のご依頼もいただきました。

1万キロ(うち日光とツインリンクもてぎのサーキット走行を4回)使用したレーシングプラグ。今回も同じくNGKレーシングプラグ R7420-9へ交換しまして、今回のご依頼は完了となりました。

交換時の距離数は「119058キロ」でした。筑波頑張ってきてくださいね(^^)/
ご依頼ありがとうございました!

書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで週1はサーキットに行きたいw

最近はもっぱら86漬け。
2021年はそのデモカーを大幅に仕様変更を決意し没頭中…