S2000のロールケージ取り付け、再使用パーツが豊富だったロータリーエンジンの製作

先日、初めて「サイトウロールケージ」さんへ行ってきました。

行った目的としては、お客様の車両(S2000)にロールケージを取り付けるための依頼です。

本当は自分が直接行きたかったんですが、作業の都合でスタッフに任せることにしました。でも、ずっと行ってみたかった場所だったので、報告を楽しみにしました。

サイトウロールケージさんのアイテムについては、デモカーの白FD3S RX-7や、現在作成中のデモカー86(ZN6)も、ベースはサイトウロールケージさんのものを使用しています。

https://twitter.com/SakamotoENG/status/1825847097729613858


取り付けに際してはボディメイクの関係で、既製品よりも足が長い状態(ボディの付く部分のパイプ)のロールケージを製作していただき、それを加工など施しながらボディへ組み込んでいます。

なお、今回のS2000では、既製品のもので取付け依頼です。完成しましたらご報告したいと思います。今しばらくお待ちくださいませ。

次に、内容変わりましてロータリーエンジン搭載待ちのFD3S RX-7です。補機類組み付けもほぼ完了し、車体への搭載準備を進めています。

というところで今回作ったエンジンについて触れます。こちらのFD3S RX-7用に作ったエンジンは、お客様のご要望に沿ってなるべく既存の部品を再使用しての作成となりました。

もちろん再使用できるかできないかは計測してからの判断となりますが、幸いにも前回のエンジン製作(他店にて実施)してから走行距離数が少なく、状況として不動時間が長すぎたことによりシールがカーボンロック気味なだけで、再使用できるパーツが多かったというのが分解&計測した結果でした。

https://twitter.com/SakamotoENG/status/1936336840061292587

組み上げにあたっては、既に加工されていたポートに追い加工。サカモトエンジニアリングのレース用ポートタイミングへ変更しています。加えて、3分割WPCアペックスシール+RSコーナーシールを組み込みました。

エンジン関連パーツに関しては、HKS製GTⅢ-4Rターボと850ccインジェクター4本、制御はフルコン(LINK G4X)を使用しています。

早くエンジンを始動したい衝動に駆られますが、着実に組み付けていきたいと思います。始動しましたら別途ご報告できると思いますので、お楽しみにお待ちください。

では、引続き進めていきます。よろしくお願いします。

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw