シバタイヤ200RコンパウンドのR23を日光サーキットでテスト!GR86&18インチの組み合わせは?

今回は?も?シバタイヤテストです!

内容としては「200R」という、シバタイヤの中でもっともラップタイムを意識したコンパウンドの最終確認です。R31パターンではたくさん履きましたけど、R23(従来型の⚡パターン)の200Rはまだ履いたことないんですよね…

車両はシバGR86で、サイズは先行製作となった下記のモノ。

・シバタイヤ R23 200R 235/40R18
・シバタイヤ R23 200R 245/40R18

そう、18インチです!

いままでシバGR86では255/40R17を多く履いてきましたが、18インチは未知数です。とはいえ、ホイールを1セットだけ用意できましたので、いつもと違うサイズを履いてどうかなどもチェックしてきました。

尚、本来であれば1日で数セット確認するのがスムーズなんですが、ホイール本数に限りや天候・走行スケジュールの関係で2日間に分けて行っております。

というわけでまずはシバタイヤ R23パターン 200Rの235/40R18からスタートです!

日光サーキットで2種類の18インチをGR86で履き比べ

今回もタイヤのテストコースはお馴染み日光サーキット。

色んなサーキットを走ってきましたが、ここはGR86では自在にタイヤを壊すことが出来てしまうコースレイアウトなので、テスト場所としては非常に有効だと思っています。(GR86は重いわりにコーナーも速く、タイヤも比較的細いので今まで色んな銘柄のタイヤをここで壊しましたw)

チェックする内容としては大きく分けて

  • 温まり具合
  • グリップ力
  • 基準タイム
  • 走行後のタイヤ状態

です。その後はタイヤをめいいっぱい酷使してどうなるかをチェックしていきます。

内圧はいつも通り冷間1.5スタート→温間1.8をターゲット。では行ってきます!

タイヤテスト1日目(3/16)

年2回の恒例イベント「G&D MEETING」走行会です!お客様と一緒に参加させて頂きまして、テストを行いました。(イベント時のブログは別記事にて)

この走行会はドリフト走行枠もありますので、路面がクリーンな朝の1本目の走行枠で全てチェックしていきます。(走行順番はグリップ枠→ドリフト枠)

ベストタイム:39秒186

通常装着しているサイズ(255)より細いため、全体グリップは下がりましたが、39秒前半ということで235幅でも十分38秒台を狙える状態でした!その他、特段違和感や不具合もなく良いタイヤでした。R23の深溝でも200Rはアリですね!

タイヤテスト2日目(3/21)

別日。タイヤを入れ替えて今度はシバタイヤR23 200R 245/40R18をテストです!

この日はスポーツ走行日です。

BUNZOU号GR86の2号機(黒)も走行する予定ですので、新品状態の確認後はそのタイヤをBUNZOU号でもチェックしていきたいと思います。

お互いの都合を合わせ、11時からの走行で行きます。

ベストタイム:38秒774

タイヤ外径も違いますし、路面や気象状況も変わりますのであくまで参考程度となりますが、シバGR86の持つ日光サーキットのベストタイムとほぼ同等。R23パターン&18インチでもタイム出ますね…

で、今日は午後、BUNZOU号GR86へ装着しました。

ぶん蔵さんはシバタイヤの消費数はそれなりですが、200Rを履くのは初。単刀直入に気に入った模様です。

それにしても、無軽量ライトチューンGR86で日光38秒台がこうも簡単に出ますか・・・。

というわけでR23型200R、こちらもアリですね!開発の一端に携わらせていただいた身としては一安心した感じでもありますw

それにしても、R31パターンよりはタイム出ないだろうと思っていたR23パターン。

ですが、サイズが違うとはいえR31パターンで出したベストにここまで肉薄してくるとは…タイヤを選ぶ側のユーザーも迷いますよね。。

というわけで別途、それらの検証も行っていく予定です。

具体的にはタイヤパターン&コンパウンド違いの4種類(もちろんタイヤサイズは同じ)を試し、新品1発タイム・中古タイム・連続周回・摩耗状況・ウェットでは?などを比較してみようと思います。

場合によってはタイヤパターン違い&コンパウンド違いでのレース形式?などもやっても良いと思っています。BUNZOUさんとずっと負けず嫌いやってきたわけですしw

とりわけ、トータルパッケージとして強いラジアルタイヤを作りたい!という思いでここまで来ましたので、ドライ・ウェット、低温・高温路面、一発だけではない連続周回でも十分戦えないと&それに見合った選択肢を提供できるようにしたい!と考えています。

どうぞお楽しみにw

尚、200Rに注目が集まるばかりで陰に隠れている感じになっている「280R」っていうコンパウンド(R31パターンにのみラインアップがあります)。

実はこれめっちゃいいですよ!

万人ウケすると思いますし、シバタイヤに興味を持った誰しもが一度は履いて欲しい!と感じるタイヤです。車種や条件によってはこれがベストチョイスとなるケースが多い気がしてなりません。

280Rについて語り出すとながーくなるので、こちらはまたそのうちにw

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw