壊れないモアパワーの追求!スーパーナウ赤卍号FD3S RX-7のロータリーハウジング製作

先日、オートポリスの遠征前の間瀬サーキットでエンジンブローしてしまった今さん号FD3S RX-7。新しくエンジンを作ることになりましたので、さっそく作成準備を進めていきます!

まず壊れた原因ですが、エンジンECUにLinkG4を使用していますのできちんとデータが残っています。状況的には端的に話をすると、絞り出したパワーに対する補機類の限界。

なので、それの以下のパワーで使うようにすればもう大丈夫です。

...って普通はそうなりますが、今さんの場合は違います。壊れた原因も特定できましたし、対策も具体的にこうすればと決められましたので、色々協議した結果、

今さん

遅いロータリーには乗りたくねーよ

ということで、今回はその対策パーツ(詳細は後ほど)を導入して壊れないモアパワーの仕様で進めていきます。

僕的にもロータリーはパワーだすとすぐ壊れるっていうのは払拭したいですし、お互いの考えが同じ意向なので今までよりも良い13Bを目指して製作をスタートします。

で、早速ですが新品ハウジングをポート研磨!

このポート研磨っていう作業はサイドポート仕様やブリッジポート仕様などのポートタイミングや見た目のポートの大きさ等に目が行きがちですが、そもそも各パーツの接続部に段差や空気抵抗、溜まりがあっては効果は最大限引き出せません。

まずは精密機械として精度良く各パーツを仕立てることが大切です。ですのでエンジンを仮組みしながら、各部のズレを手研磨調整していきます。

荒削りから段階を踏んで細かく番手をあげて丁寧に手研磨。

最終的には400番仕上げまで行い、ポート研磨が完了となりました。これらのハウジング類はきれいに清掃保管し、シール類の組付けに移行していきます。

続きはまた今度!

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw