連休前の作業ラッシュ。セッティング、公認車検、etc…

来週からゴールデンウィークですね♪そんな先週~今週はもろもろの作業ラッシュです(^^;

連休中に走りに行ったり、走りに行ったり、走りに行ったりされる方もいらっしゃるでしょうから、気持ちよく過ごせるように諸々作業させて頂きました。

というわけで各種作業ブログですm(__)m

FD3S RX-7、慣らし後のセッティング

まずは以前、ロータリーエンジンのオーバーホールさせて頂いたFD3S RX-7が再入庫。エンジンの慣らし運転が完了しまして、いよいよ全開領域でのセッティングになります。

こちらのFD3S RX-7は走られるステージが主にストリートとのことで、エンジン自体はノーマルポートをベースに精密に組込みを行いました。ターボ関係ではフランジのクラックや歪みなどから、リビルトタービンへと変更しています。そしてロータリーエンジンでは欠かせない冷却面のケアについては、トラスト製のVマウントを採用しております。

エンジンの制御とセッティングはAPEX製パワーFCにて行います。まずはコンピューターの全開セッティングするための準備として、基本的な異常ないかの点検を行い、スパークプラグ、エンジンオイル、オイルエレメントを新品へ交換。

現在は各種機材を積み込みまして、セッティングの真っ只中です。まもなく完成領域となる見込みですので、お楽しみに(^^)/

マニュアル換装&後期エンジンに換装のFC3S

つづきまして、FC3S RX-7です。
FC3S RX-7はここ数年で欠品や修理不可のパーツが多くなり、対象箇所によってはパーツの納期が月単位でかかることも珍しくない状態にあります( ;∀;)

加えてこちらのFC3S RX-7は故障原因探求からの作業メニューとなったため、結構な期間の預かりとなりましたm(__;)m

今回行ったメニューとしましては・・・

  • 脚周り、クラッチ関係、エンジン補機類のリフレッシュ
  • 各種不具合の修理
  • 仕様変更に伴う構造変更と車検

・・・という感じです。

もともと入庫の経緯を振り返れば、点検~整備の中で多数のトラブルと不具合が発覚。経年劣化ということではどうしても避けて通れませんが、それでも多くの不調を抱えていました。

特にロータリーエンジン本体は入庫時、数ヶ月前に組まれたばかりとのことでしたが、計測してみると圧縮不良でして・・・(-_-;)

加えて「なんか変」ということで調べると配線不良が発覚。そしてそれでダメージを負ってかECU(パワーFC)も動作不良になっていました。

・・・という状態からのスタートでしたが、ひとつひとつパーツの納期と相談しながら作業を進めていました。

まずは足廻り関係でブレーキからです。キャリパーはオーバーホールを行い、ブレーキローター、スポーツパッド、ホースをメッシュホース&ステンレスフィッティングへと交換しています。マスタシリンダーもぬかりなく新品へと交換です(^^)/

続きましてアームやジョイント関係ではブーツ切れなどもあり、ブーツの交換&ロッドの交換も行いました。

次に駆動系。
クラッチ関連ではシリンダーを新品交換。そしてクラッチフォークは変に?何かの加工がされておりましたので新品へと交換。

ミッション関係では取り付けに関する各ネジ山もナメ気味多数だったのに加え、シリンダー取付けはボルトが片側のみなど。。。めちゃくちゃでした( ノД`)シクシク…
で、すべてあるべき形に修正しました。ここにOS技研製のストリートマスター ハード(強化クラッチ)を取り付け、ホース類もメッシュホースへ変更しています。

エンジン補機類ではパワステポンプやオルタネーターを交換。ロータリーエンジンならではのメタリングオイルポンプも不良だったので新品交換。エンジンハーネスも加工されておりまして、後期用ハーネスを新品に交換。

そして地味に大変だったのが年式違いエンジンを載せ替えられたことによる、ハーネス違いの接続処理。入庫時、すでに加工されている室内ハーネス関連を前期・後期の配線図を1本1本、ぜーんぶチェック、全てやり直し!!しました(^-^;)
また不調だったAPEX製パワーFC。今では修理も不可なんですけど、どうにか関係筋から入手することが出来ました。ほんと一安心です。

で、脚・駆動・補機類・電装が整ったこのFC3S RX-7にオーバーホールした13Bロータリーエンジン(エアポンプレス仕様)を搭載!めちゃめちゃ調子良いです(^^)/

最後は各種仕様変更したことに合わせて構造変更&車検取得。そして現在・・・

総仕上げとして四輪アライメント実施中!これで本来のFC3S RX-7の動きになるはずです。週末にはいよいよお客様に納車予定でして、乗って頂く事が楽しみで仕方ありません^^

あ、、、
まだ慣らし運転がありますので踏み過ぎないように、がんばってください(^^)/

FD3S デフ交換でカーツ製を採用

次に、FD3Sのファイナル交換&LSD交換。今回はカーツ製1.5way!

最近ではデフ関係の作業が予定通り・・・とはいかないケースが増えています。

特に新規の車両はベースとなるデフケースがいつ・どこで・どうされているのか?がわからないということが多く・・・開けてみたらあらビックリっていうことが多いですw
なのである程度時間ももらいながら一つ一つ確認して慎重に進めて行きます。

またデフ本体は組み込めば良いのではなく、羽当たりからバックラッシュ調整が必須。FD3S RX-7では寸法測定から何枚ものシム選択で適正位置に調整します。

現在はデフ本体もケースに収まりまして、車載搭載済みです。これから作動確認や慣らし運転をしながら納車に向けたテストや調整を行っていきます。

S2000 シートレール交換

次にS2000のシートレール交換です。
ドライビングにおいてシートポジションは重要項目ですよね(^^)/

シートを取外し、新しいシートレールへと交換。再び車載してポジション変更・・・

乗ってみて開口一番。

「あまり変わらなかった」

・・・まぁ、そんなときもあります(^^;

FD3S ハブベアリング交換

次にFD3S RX-7のハブベアリング不良。

リア左右のハブベアリングを交換しました。そして今回の車両は左リアはハブベアリングが消耗してからの走行も多く、ハブも不良気味だったので交換しています。

このケースを例にして申し訳ないのですが・・・
消耗品の早め早めの交換が良いのは、消耗に気付かず長く乗ってしまい、他の部分にダメージを与えることを最小限で済ませられることです。そうすれば余計部品代や作業代が抑えられますからね(^^;

仕上げに四輪アライメントを取り直しまして、完了です。

定期メンテ+アップデートが決まったFD3S

最後に、定期的メンテナンスでご来店頂きましたFD3S RX-7。今回はオイル交換などを行いました。

近日の作業でサスペンションを変更予定です!メニューとしてはHKSのハイパーマックスシリーズマックスIV GTの取付け&四輪アライメントのご注文を頂きました。(ありがとうございます)

部品が届き次第、別途作業等進めさせていただきますm(__)m

さて、連休前の作業はまだまだ続きましたが、気合入れて進めていきますよ(^^)/

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw