まずはレストアからw新たなデモカーFD3S RX-7の製作をスタートさせます!

2019年08月09日 デモカー

見た目は一言でいえば、ボロい初期型のFD3S RX-7。昨年手放すという方がいらっしゃったので、引き取っておいたんですよね( ̄▽ ̄)

しばらく店頭の隅っこにおいていましたが、常連さんには「このボロいFD、どうするの?」ってことを言われ続けましたがw本腰を入れて着手します。当面はデモカーとして開発&製作しつつ、頃合いを見て販売するという車両となります。

では、どんなコンセプトの車両にするか。ここ最近は86(ZN6)にかかりっきりだったので、このFD3S RX-7のメニュー(といってもまずはレストアw)にずっと迷っていましたが、ようやく!明確な方向性が決まりましたので進めていきます♪

ボロい初期型のFD3S。その割には??がそもそものきっかけ

今回のFD3S RX-7の新たなデモカー製作は、このボロボロの初期型に出会わなかったら始まらなかったことでしょう。一目見たときは初期型のFD3S RX-7も、放置され続けるとこんな状態になりますよねー・・・という改めて感じるときの流れw

塗装は割れてますし、モールはヒビだらけ。放置され続けたゆえに、搭載されているロータリーエンジンもお疲れ気味で「要オーバーホール」の域。まぁ、そこまでは容易に想像がつくところでした。・・・がw

中を見ていくとフレームなどはとてもきれいで、すごくギャップのある個体でした。初期型のFD3S RX-7もたくさん見てきましたが、フレームの綺麗さでいうなら5本の指に入るくらいかもしれませんね(^^)/

トランクルームのカーペットをめくったここだけ見ると、新車みたいですw

・・・とはいっても、これを走らせるとなると話は別。相応に手間はかかります。ただ、中古車のFD3S RX-7が高騰&ちゃんと走る個体が少ないという現実ですから、まだ解体屋さんに向かわせるには惜しいなと。

それに86(ZN6)のデモカーを作っている中で、86(ZN6)を詰めれば詰めるほど、FD3S RX-7でもやってみたいという衝動にも駆られていることがありまして( ̄▽ ̄;)

で、今回のデモカー製作を始動することにしました。

ホント、10年位前なら間違いなく解体屋行きだったかもしれませんが、今はそういう時代じゃないですし、このボロボロの初期型FD3S RX-7を現代の仕様で蘇らせ、速さを身に着けたらどうなるか?試してみたくなりました(^^)/

あれ86は?いえ、それはそれとしてw作りたくなった理由

今シーズンは正直、「ブーストアップ仕様のFD3S RX-7に勝てる86(ZN6)を作る!」として、デモカー86(ZN6)に注力していたんですが・・・

「車検対応・羽無し・ストリートラジアル」というテーマでの完成度としては75%くらいにまで来ています。

正直、1LAPの速さでいうともう、ブーストアップ仕様FD3S RX-7の想定タイムは軽く超えられる領域まで来ていると思います。

加えて、86(ZN6)はまだフルパワーの状態ではないですし、今の課題である「夏場のレース決勝想定の熱対策」がきちんとクリアになれば、パワーをもっと上げられますし、縦方向にまだまだ余裕があるタイヤ(ADVAN A052)のポテンシャルを活かせれば、完成度は相当なものになると考えています。

(まぁ、ここからはそれなりのメニューになるので、相応にハマりそうなんですけどねw)

・・・と、86(ZN6)をブーストアップ仕様のFD3S RX-7をベンチマークとして開発してきたんですけど、その中で片隅に気になることもありまして・・・。

「そもそも、最新のノウハウを活かしたストリート仕様のFD3S RX-7を作るとどこまで行けるんだ?」

デモカー86(ZN6)はしばしアップデートのために不動になりますし、FD3S RX-7をやり尽くすにちょうどいい個体がある。じゃぁ、やるしかないですね。そしてやるなら徹底的に( ̄▽ ̄)

ストリート仕様のフルチューン?!完全車検対応のFD3S RX-7のポテンシャルを詰める

これまでチューニングに携わった「ブーストアップ程度のストリートFD3S RX-7」は過給器で武装した86(ZN6)で1LAP程度なら速く走れると感じています。

それだけ、86(ZN6)はベース車両に対して伸びしろがあるということですが・・・

程度のよいFD3S/FC3Sの選び方のポイント

RX-7のチューニングで様々な恩恵を受けてきたサカモトエンジニアリングとしては、やっぱり心の隅にはFD3SやFC3Sの存在があるわけで(^▽^;)

86(ZN6)のストリート仕様としての完成形が見えつつある今、改めてそのベンチマークを上書きしにいこうと思います。

そしてそのテーマはとてもシンプル。究極の車検対応ストリートFD3S RX-7!

ナンバー無し超軽量サーキット仕様のFD3S RX-7のノウハウをフルに投入しつつ、FD3S RX-7や86(ZN6)の共通開発テーマである「メカニカルグリップの追求」を、より精度の高いレベルで今回のストリート号に投入しようと思います。

コンセプトは速い・楽しい・超刺激的wなストリート仕様FD3S RX-7

今回のデモカー開発にあたってはデモカー86(ZN6)の完成形が逆にベンチマークになるわけですが、86(ZN6)の伸びしろも把握しているだけに徹底的にやらないとなと思っています。

ただ、エンジンパワーについては86(ZN6)のFA20よりも、ロータリーエンジンの方がサカモトエンジニアリングとしてはパワーは出しやすいので、400馬力以上のストリート仕様でエンジン製作を行います。

これは500馬力以上を常用として作った白のデモカーFD3S RX-7のストリート版として製作する予定です。馬力の数値だけを見るとそれなりかもしれませんが、ロータリーエンジンはトルク特性が現代のハイグリップストリートラジアルにマッチしやすいと考えています。

ロータリーエンジンは基本的には常用域でアクセルペダルに対してリニアにトルクを得られますし、FD3S RX-7はベース車両のメカニカルグリップがとても高いので、一定領域まではエアロに頼らなくても相応のペースで走れてしまいます。

特にFD3S RX-7は他に車両に比べ、車体を軽量にしてもタイヤの面圧を掛けられます。なので、ストリート仕様としてのベース車両として、改めて良い車だよなと感じます。

ただそうするためにはきちんとしたセットアップが必要で、そのためには純正部品を活かしつつ、それらをより機能させるいわゆる「チューニングパーツ」も必要です。まぁ、先走ってもうそれらは決まっておりましてw

これから作っていく仕様としてはこんな感じです。

ストリート仕様デモカーFD3S RX-7の主なメニュー

  • ポートタイミングを変更したサイドポート仕様にて新規製作し、搭載
  • タービンは純正ターボを加工した常時ツイン仕様もしくはフルタービン仕様を検討中
    (ノーマルミッションの許容範囲でパワーは抑える予定)
  • 制御はLINKのフルコン
  • 冷却系ではHKS Vマウントキットを採用
  • 足回りはフルピロ化をし、車高調はHKSハイパーマックスⅣ SPを取り付け
  • エクステリアはRE雨宮製のGT-ADキットを基本に、車検対応の範囲内でエアロ、オーバーフェンダーを採用。ボディオールペイント&痛んでいるモール類をすべて交換

車両重量は1100キロ、エンジン出力は400~450馬力になりますので、シンプルに考えてもデモカー86(ZN6)よりも速くなりそうですね(^^;

でも、そういう完成度が高いベンチマークがあった方が、今後のデモカー開発にきっと活きてきますからね( ̄▽ ̄)

ちなみに使用するタイヤですが、これはもう1つしかないですね!

ADVAN A052。デモカー86(ZN6)で使い倒し始めましたが、ストリート仕様としてこれ以上を求められるタイヤはないと感じています。そして本気のFD3S RX-7ではまだ履いたことが無いので、純粋に使って見たいというのがその理由です!

まずは外装とエンジン製作から。完成は年内?に間に合うか

コンセプトに関する妄想は膨らむばかりですが、通常業務も頂いているわけでw
細々と進めていきます(^^;

まずはボロい外装をフルエアロ+全塗装で綺麗に仕上げるため、向かいの鈑金屋さんにしばし入院。その間にロータリーエンジンの製作を進めていこうと思います( ̄▽ ̄)

その後はフレームや脚周りに補強を入れつつ、車体を組みながらお疲れ気味のパーツを交換し・・・みたいな流れですかね。

色は元々が純正色の赤なので、その色で塗り上げる予定です。もし、もしですよw「興味あるー!」という方がいらっしゃるのであれば、その色で塗り上げることも可能ですが・・・

赤って写真映えするんですよね!なので要相談ということでm(__;)m

そしてこのデモカーは、これからFD3S RX-7に乗りたい、あるいはレストアチックにFD3S RX-7を組み立てていきたい、という方にも参考になることが多い製作過程になるかとも思いますので、興味のある方は是非参考にしていただければ(^^)/

さて、まずは夏を超える前にロータリーエンジンを作っていきましょう。進捗などは追って公開していきたいと思います!