スーパーナウエンジニアリングの今様の赤いFD3S RX-7(通称:赤卍号)と、FC3S RX-7 GTグレードが同じ作業メニューで入庫。今回は油水温計を取り付けていきます。
取り付けるメーターは両車両ともに、シンプルなデザインと視認性が良さで人気のAPEX製のDIN3メーターです!
油水温計の取り付けの際に必要になるのは、温度や圧力のセンサーです。
FD3S RX-7の方では油圧・油温センサーの取り出しは、アダプタを介して付けるという一般的な方法にて対応。そして水温センサーに関しては、既存で取り付けられているトラスト製のVレイアウトキット(通称:Vマウント)のアルミラジエーターに、センサー取り付け用のボスがあるのでそこを使用しています。
で、これまた肝心のメーターを置く場所。ダッシュボード上やセンターコンソール付近に置くのが一般的かと思いますが、今回はなんと・・・
グローブボックスの中(^^)/
メーター本体の取り付けに関しては、電源ラインなどで既存のエレクトロタップ等による接触問題も見つかりましたが配線修理行い、取付け完了しました。
ちょっと話がそれますが前回。
こちらのFD3S RX-7にはOS技研製のスーパーロックLSDを導入させて頂きまして、今回デフオイルの交換のメンテナンスと、先月行われたSUGOの草レースで走行したデータを元に、ECU(Link)の微調整を行っております。こちらもまもなく完了になります。
続きまして、今度はFC3S RX-7に同DIN3メーターを取り付けていきます。
こちらの車両も油圧・油温のセンサー取出しはFD3S RX-7と同じく、アダプターを介して装着しました。
で、水温センサーの取り付けについては・・・
通常は水回りのホースを切ってアダプターを付けるのが一般的ですが、バンドが増えたりするのは嫌wということで・・・(接続箇所が増えると稀にトラブルのもとになったりしますからね)
上の写真にある純正のアルミジョイント部にボスを溶接して取り付けることにしました( ̄▽ ̄)
ここの溶接は漏れや母材の劣化も考慮し、専用の溶棒を使用して溶接してあります。
そして作業上、クーラントを抜かざる得ないため、今回は全部抜いてHKS製のクーラントスポーツに変更してあります。
で、メーター本体の取り付けについてはこちらも電源取得にちょっとしたトラブルがありましたが、車両側の確認を行い解決しまして、取り付け完了。
で、メーターはどこに置いたかというとFD3S RX-7と同じく・・・w
コンソールボックス内(^^)/
ふたを閉めてしまえばまったく見えないので、目立たせたくない場合はこういった取付けも良いですね。ご依頼ありがとうございました!