NDロードスターのRFがご入庫。内容としましてはサーキット走行を楽しみたい!ということで、足回りアップデートのご依頼を頂きました。ありがとうございます!
バネレートやダンパー、アライメントなどをご要望に合うものへ仕立てていくわけですが、内容的には車高調の導入です。そうなると銘柄どうしよう?となるわけですが、オーナー様は実は復活組!ということで話は一気に加速(話が早く)、その結果・・・、

「APEXi N1 エボリューションダンパー」で決定しました。(ありがとうございます)
このN1ダンパーは直近ではマー号FD3S RX-7に導入して使っていますが、非常に良いです。(詳しくはこちらをどうぞ)
もとをたどれば、APEXi N1ダンパーの装着&開発はデモカーGR86から始まったわけですが、現在作成中のデモカー86(ZN6)にも装着するほど、肩入れというか僕が非常に気に入っています。ダンパーの基本設計が非常に強いものになっていて、φ46ピストンや剛性感、摺動、懐の深さ抜群など語り出すと止まらないくらいですw
そしてアペックスの営業&開発陣営は、さまざまなツーリングカーレースで実績も豊富。そのためドライバー、メカ、ショップとして僕のわがまま要望にも親身に、そして痒い所に手が届く感じで仕様変更にも答えてくださいます。
企業体制としても、開発陣がすぐ横にいてくれるメーカーさんであるため、現場の声が「直」で伝わる。さらにそれらをすぐさま理解、アップデートへ繋げてくれる。流石なサスペンションメーカーです!(いや、パーツメーカーなんですけどねw)
前置きが非常に長くなりましたが、、、

早速、取付けに入ります。


正立型で減衰25段調整の全長調整式。スプリングレートは、F7キロ / R5キロの標準仕様です。

車高はとりあえず30㎜車高ダウンで車検もOKな範囲を基準にセットを出していきます。今回はノーマルのゴムブッシュ仕様のため、組み付け後全てのボルトを緩め、アライメント台に乗せて締め込みを行います。(1G締め)

タイヤはヨコハマタイヤのFLEVAを装着されておりますので、それらを考慮して現状ではアライメントはあまり強い数値へとは追い込まず。キャンバー角も最大2度でセットしました。

そして最終の試走チェック。ロードスターはどの型も素性が良くて乗ってて楽しいですが、足回りリニューアルでさらに乗り味や楽しさも申し分なし!
減衰力は暫定で10段戻しで納車となりましたが、もっと締めこむことでショックとスプリングの一体感(振動数)がさらに一致してくるでしょう!

おもいっきり楽しんでくださいませ。ご依頼ありがとうございました!
ではここからは先週までの作業を一気に振り返ります。
法定点検のご依頼でBNR32スカイラインGT-R。
今回より車高を上げて、車検適合の状態でセットアップをしていきます。上げた車高に合わせた四輪アライメント、合わせてトランスファーオイルの交換などなど。
その他では頼んている新品シリンダーブロック早く来てくれという状況ですw(注文して3年目に入りました…汗)
次は鈴鹿や富士の走行後メンテでNDロードスターRF。油脂類交換をしていきます。
こちらの車両はATSカーボンLSDを導入済。走行された内容に花が咲きwデフのあれやこれや話になりましたがそろそろデフオイル換えないとですね・・・。次回、よろしくお願いしますw
次に、FD3S RX-7の各種メンテナンス。
1日50キロを通勤で使用するためメンテ頻度が早いですが、、、気持ちよく乗れているとのことで何よりです。引続き、よろしくお願いします。
次、ブレーキフィーリングに疑問を持った?オーナー様からご相談のBRZ(ZD8)が入庫。とりあえず話を聞く中で、「そりゃそうだ」ということで、あれこれとご説明させていただきました。

ドライビングのチェックも必要ということでデジスパイスⅣと、サカモトエンジニアリングブレーキパッド(LUVIX製)をご購入。取り付けはDIYにて対応いただくことになりました。
デジスパイスは走行データをわかりやすく比較も出来ますので、次はデータ比べしてみましょう!(デモカーGR86はいろんなところを走っているので比較データもたくさんあります)

で最後、BRZ(ZC6)。ブレーキローター&パッドの刷新(おかわり)です。

走行内容の中ではブレーキ減らな過ぎ、もっと強く踏みなさい!という状況なので、まだ車両のブレーキ性能は使いこなせていないようです。(簡単なことではないですがw)
苦手意識のあるコース1000での走行を予定しているようで、あーだこーだ言いましたが、最後はペダルを蹴飛ばして止める勇気と気合いも必要になりますので頑張りましょうw
というわけでたくさんのご依頼ありがとうございます!引続き作業を進めていきますのでよろしくお願いします!