FC3S RX-7 カブリオレ、エンジンやミッションのオイル漏れと白煙修理

「煙が出る」とのことで、珍しいカブリオレのFC3S RX-7の入庫です。年式経った幌車は雨漏りはきっと標準。梅雨の時期ではありますが、雨天走行や外置きは避けないとですね(^^;

ということで、早速試乗チェックから作業開始。

マフラーからの煙かな~と、考えられる色んな状況でミラーを細かくチェックするも白煙は出ず。・・・というよりかは、車内にオイルが焦げたような匂いがしたのでそちらが先に気になりました。

早速見ていきましょう。

下回りをチェックすると、ミッションオイルの漏れ(結構ひどい)とエンジンオイル漏れ(タービン付近)を発見しました。

年式も年式なので取り急ぎ、エンジンの圧縮点検を済ませ、オーバーホールか修理かの判断。オーナーさんと不具合箇所などの詳細の確認を一緒して相談した結果、今回は修理の方向で進めることになりました。

で、走行確認の中では確認できませんでしたが、やはりマフラーからの煙を確認しているそうなんですねー。ここは各部の修理後、再度チェック走行を繰り返したいと思います。

そして作業着手。まずはエンジン関連のオイル漏れ修理です。

メインはオイルパンとタービン周りです。

メンバー取外し。オイルパン取外し。タービン周り取外し。
この状態だとエンジンが宙吊りになりますので、ラジエターファンやその他接触・干渉して破損しそうなものはすべて取外し。地味に手間がかかりますw

メンバーあたりはベトベトでしたので、油分を完全に除去してきれいに掃除。もちろんオイルパンや、取り外しパーツも洗浄です。

その後は一気に組付けて一晩乾燥!

メンバー脱着により、四輪アライメントも実施しますがそれは最後に。

次はミッション関連のオイル漏れへと続きます。本日はここまでw

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw