2024年春ごろより、次エンジンの作成準備を進めておりました「佐藤号FD3S RX-7」。
新たに作るエンジンでは、サカモトエンジニアリングサイドポートを採用し、吸気排気共により拡大加工を施したよりパワーが出る仕様となっています。
直近ではそのロータリーエンジンの搭載を終え、慣らし運転を進めて頂いてました。
そして慣らしが無事に終わったので、いよいよ現車合わせのセッティングを行います!
エンジン制御するコンピューターはLINK G4+ PLUG-IN。セッティングの方向性としては、今までは車検考慮やエアコン動作時のエンスト防止等を踏まえ、マイルドなセッティングでしたが、今回から変更。
結果、やる気にさせる脈動アイドリングの復活ですw
そして各種測定や基準出しなど、走る前の諸々の確認・調整をしました。
オーナーの佐藤さんの走られる場所としては筑波サーキット(TC2000)をメインに、スポーツランドSUGOやモビリティリゾートもてぎなども走られます。なのでそれをターゲットとしてセッティング。
また、ナンバー付きのため常用域〜全開域に限らず、街乗りでの快適性向上も怠らず調整を進めていきます。
現段階では、低負荷・低/高回転領域までの調整を済ませたところです。
なお、燃料についてはサーキット走行時はエンジンブロー防止の観点から、レースガスや燃料添加剤も使うようにします。(現状はSUNOCO+ルーブリガス)
ここからは、徐々にブーストを上げていき、サーキットへ持ち込む前の暫定セットまで調整を行っていきたいと思います。
いよいよタイムアタックシーズンになりますが、佐藤号も活躍が楽しみです!実はエンジン以外にもアップデートパーツも入荷していて、本当は付けたくて仕方ない衝動がオーナー様に限らず僕もあるのですが。。。今は我慢!w
まずはパワフルで踏んでいて気持ち良いロータリーエンジンにしていきますので、引続きよろしくお願いします!