ベース車両のポテンシャルを大切に&活かし!なチューニングが増えてます

「90年代~00年代の車両を今、大切に乗りたい!」

最近それに関係したご依頼が増えているような気がします。理由は色々あるとは思いますが、総じていえることは車両の経年劣化が進んでいるということですね( ̄▽ ̄;)

その年代の車両って、時が停まったように?時間が経っていないような気もするんですけど、思いのほか古いので劣化しています。なのでちゃんと乗ろうと思うと、相応の対応をしないときちんと走りません。

そしてそういったご依頼で多いのが、「ノーマルをしっかり味わいたい!」というメンテナンスだったり、場合によってはレストア(といってもいいでしょうw)ですね。

今年はFD3S RX-7やFC3S RX-7のそれらをこなしてきましたが、今回はシルビアでそのようなイメージのご依頼を頂きました。

平成11年 S15シルビアの仕立てスタート!

今回ご依頼頂き、新しくスタートさせたのがS15シルビアのチューニングです。

ベースは平成11年のS15 シルビア、走行距離12万キロの車両。これをオーナー様のご要望である「完調なノーマルをベースにしたシルビアを存分に味わえる仕様!」として仕立てて行きます。

手始めに・・・

エンジン降ろしました。( ̄▽ ̄)

ここからSR20エンジンのオーバーホールとファインチューン、インタークーラーやオイルクーラーなど冷却面強化、足回りのブッシュ類などの見直しを行っていく予定です。まずは洗浄や各部の計測からです。

RX-7もそうですけど、後輪駆動のそこそこハイパワーな車両って、ファインチューンレベルでも十分楽しめるんですよねー!完成はちょっと先になるとは思いますが、作り手としても楽しみな1台です。経過等は追って公開させて頂きます(^^)/

ノーマルを活かすといえばの今さんのFD3S 卍号

卍(まんじ)の意味は良く分かっていませんがwノーマルのFD3S RX-7を活かすということではこの今さんのFD3S RX-7(通称卍号)もそれに属すると思います。

今回は(も?)ガスケット抜けによる排気漏れで入庫です。

以前、何とか手でフランジを修正しまして、復活となったわけですが、スポーツランドSUGOで行われた草レースであっさり抜けてしまいました( ̄▽ ̄;)

結果的には相当酷使されてお疲れだったタービンとエキマニでしたので、潔く諦めてw今回は新品へと交換させていただきました。(ご依頼ありがとうございます)

組合せとしてはエキゾーストマニホールドは純正、タービンはGCG製ノーマルタイプです。現在は交換作業が完了しまして、チェック走行&慣らしを行っている所です。

また、こちらのFD3S RX-7はエンジン制御をLINKのフルコンで行っているのですが、今回のターボ関係の作業の中で、慣らし後にリセッティングを行ってからの納車となります。

リセッティングの内容としてはパワー面のリファインも挙げられますが、オーナー様から排気音の大きさに関するご要望(できるだけ消音にしたい)を頂いておりますので、そのあたりも見直す予定です。

これから各種詰めていきますので、もう少々お待ちくださいませ♪

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw