デモカーGR86(ZN8)、18インチの265幅だったものを17インチへ仕様変更w

デモカーのGR86。今はパワー系完全ノーマルで足回りのみの仕様変更を中心に開発を行っています。

特に先を見越したところから着手しようということで、ノーマルフェンダーのまま、サーキット走行に適した265幅/18インチでミニサーキットから国際サーキットまで走れるようにと作り込んできました。

具体的にはKW V4 Racingの特注サスペンション、APレーシング製ブレーキキット、イケヤフォーミュラのアーム類、ADVAN A052 265/35R18の導入などです。

ぱっと見ノーマルルックではありますが、この仕様はSNS映えするようで、あまり目立たないながらもご好評のようでしたw

が、ノーマルフェンダーで265幅を履いてみてさまざまなデメリットもあるのも事実。ジオメトリは「フェンダーやアームに当たらないところ」という制約がつきますし、タイヤ外径が大きくなったことでのギヤリングの問題、ノーマルパワーでは不要なほどのグリップ力とトップスピードの悪さなどなど。

まぁ、ほとんどのところはもっとハイチューンド化が進めば解消しますが、今の段階でGR86をそこまで追い込んでいくつもりはありません。最終的には過給器装着や駆動系強化して、この出立に戻るとは思いますがw

というわけで、ノーマルパワーを活かして楽しく&速く走れる仕様へとモディファイしていきます。その中で今回は17インチ化とそれに合わせた足回りの仕様変更をします。(16インチは荷重の関係だと思うんですが、タイヤがよく壊れたので容量不足と判断)

まずここで17インチ化する上での基準となるのはタイヤ外径。これは当初テストしていた205/55R16をもとに算出。選択肢は、、、

  • 215/45R17(カップカー仕様)
  • 225/45R17
  • 255/40R17

…が有力になります。他にも235/45R17等もありますが、外径が大きくなるのでレシオの関係から今回は無し。今のところファイナル変える気はありませんからね。

というわけでサイズと履かせるホイールが決定!

・225/45R17(ADVAN A052)
・17×8J+48(ADVAN RS2)

ホイールについてはADVANやRAYSなど、昨今のホイール事情では人気シリーズはほとんど在庫がありません。納期も数ヶ月~半年単位で掛かりますので、現在在庫あるものの一覧からの選択を行いましたw

で、ホイールと一緒にサスペンションも変更。KW STベースのサカモトエンジニアリング オリジナルスペック(ストリート兼サーキット仕様)へ戻しています。合わせてAPレーシング製ブレーキも純正へ戻し。ブレーキパッドはお馴染みLUVIX製です。

「このメニューはダウングレードじゃんw」って言われるかもしれませんが、ラップタイムが速い方を正義とすると、バネ下&総重量が軽くなってギヤのつながりも良く、ジオメトリの自由度が増したこちらのセットの方が純正パワーでは間違いなくタイムが出ます。

そしてアライメントは、Fキャンバー 2度30分、Rキャンバー1度15分、トー0で設定。

ブレーキオイルも各種メーカーテストをしており、冷却装置のないノーマルカーでの使用、かつ富士やもてぎなど国際サーキットの連続走行でも安定しているOMEGA製のブレーキオイルを使用しています。

さて、これで純正パワーを活かせる仕様になったはずです。日光、富士スピードウェイ、モビリティリゾートもてぎなどへ早速走行チェックへ行きたいと思います。

BUNZOUさんも誘わなきゃ!?

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw