ミニバンやスポーツカーなどの車種を問わず、・・・いや違うな(^-^;
ノーマルの状態やチューニングされた状態であっても、2年に1回あるといえば車検。公道を走るうえでは必ず必要になる検査と手続きですね~。
サカモトエンジニアリングでは多様な車両の車検を行っていますが、今回は車種ではなく車両の経緯としてちょっと苦労したご依頼w
内容としましてはこちらの三菱 GTO(Z16A)。他店にて購入され、そこからメンテナンスなどのご依頼を何度か頂いており、今回は時期が来ましたので車検整備&車検となりました。
で、今回触れておきたいのは「チューニングカー」として買われた場合の話。ノーマルの状態で車両を購入するのであれば、自動車メーカーが形作った性能に合わせる(あるいは近づける)ことが正攻法ですが、元がチューニングされた状態で買った車両となると、そうシンプルにはいきません( ̄▽ ̄;)
というのも、そもそもの多くの車両はチューニングされてきた経緯が不明瞭で、もともとどういうことに主眼を置いて組み立てられ&走らせてきたかを知れる術はほとんどないので、車両のコンディションをくまなくチェックしていくことから始めないといけないからです。
そして時にはその車両チェックの過程で、車両がもともと持つネガティブな部分だったり、根本的なトラブル(持病のような設計ミス的なやつ)、チューニングの過程で大きな負担を強いられた箇所、走行の中で激しく痛んでいる部位など、購入時にオーナー様が知らなかったところというのもあらわになったりします。
今回のGTOも、オーナー様はチューニングされた車両を購入されたので、初めての入庫時からそういう部分も加味して相談&立ち合いによるチェック等を進めてきました。で、今回は車検となったんですけど、正直走らせる中では不安もいっぱいな状態でした。ダメもと・・・とまでは言いませんが、まだ購入して間もない車両ですし、オーナー様はGTOを愛されているので出来る範囲で最良のコンディションを目指して作業を行っていきます。
内容的にはトラブル箇所の修正と基本的なメンテナンス、そしてアライメント変更による乗り味の適正化などを行っています。色々ありましたがそのあたりは割愛しましてw
相応に走れる車両に仕上がりまして、すごく喜んで頂けました(^^)/
私たちとしてもうれしい限りですね~
というわけで無事に車検も取れましたので、また2年間、楽しいカーライフが送れるかと思います!ご依頼ありがとうございましたー