ノーマルルックで綺麗なS13シルビアが入庫。今回は脚周りを中心としたアップデートと、コンピューターのリセッティングを行っていきます。(ありがとうございます)
このS13シルビア。パッと見はノーマルで綺麗で大事にしている感じが伝わってくる固体に見えますが、中身は・・・結構やってあるんですよw
さて、作業を進めます( ̄▽ ̄)
脚周りではオリジナルスペックのエナペタルダンパーや、イケアフォーミュラ製のアームをすでに導入済みで、一通り手が入った「ほぼ」フルスペックといえます。
・・・が。
これらのパーツ類が取り付く大元であるメンバー。ここのメンバーブッシュがハード走行時にヨジレてしまい、現状ではアライメント変化を起こしています。すでに挟み込むタイプのカラーによりある程度はブッシュのヨジレを抑制しているとはいえ、サーキットでの確認走行ではこの部分の動きでアライメント変化によるオーバーステアが誘発。じゃ、いっそのことリジットにしてほしいとなったわけですが・・・。
リジット化するのは簡単、溶接すれば良い。(作業は大変ですけどねw)
でも、基本的にもとには戻せないのでリジット化のデメリットも知ってからのほうが良いので・・・
サカモト:あ、ちょっと待っててw
少し作業をお待ちいただき、デモカー86がちょうどリジット化している最中でしたので、一般道での走行でデメリットを体感していただきました。車種は違いますが、基本構造はほぼ一緒ですし、リジット化するとどんな車であっても少なからずデメリットはついてきますから(^^;)
どんなデメリットがあるかは、ここでは割愛しまして、
・・・心置きなくリジット化を推進!
どうでも良い事ですが、お任せされていたメンバーの塗装は、黒に金メタを埋め込んでありますw担当したマー君がね(^^)/
塗装後自慢されたのですが、照明をキチンと当てて見ないとよくわかりません( ̄▽ ̄;)
で、リジット後はアライメントを調整しまして完了となりました。
続いてブレーキキャリパーのオーバーホールと、ホースの交換。
ブレーキホースはメッシュホースを使用したワンオフ製作です。ワンオフついで?にブローバイタンクもタンクをワンオフにて既存からさらに増設しまして、容量の確保を行いました。
そしてリセッティングに向けてエアクリーナーを交換し、油脂類やスパークプラグもすべて交換。エアフロメーターはR35 GT-R用を使用しまして、APEXパワーFCのリセッティングをしていきます。今回はブーストを1.3と1.4でセット。
エンジン本体のコンディションも良く、ストレスなく&ハイレスポンスでビンビン回りまして、良い仕上がりになっています。サーキット走行をお楽しみに♪
・・・PS
納期未定であったOS技研スーパーロックスペックS機械式LSDですが、6月末入荷予定とのことで、こちらもお楽しみに~。