サカモトエンジニアリングでは13Bロータリーエンジンのオーバーホールを行った後は初期慣らし100キロ(サカモト担当)、その後の低負荷慣らし1000キロ(お客様担当)とさせていただいております( ̄▽ ̄)
そして本日、今年1月にエンジンオーバーホールをさせて頂きましたスピリットRのFD3S RX-7がその慣らしの旅を終え、最終調整で再び入庫しました(^^)/
ちなみにこちらのFD3S RX-7はオーバーホール時にAPEXのパワーFCを導入し、制御を行っております。
今回はまず、一時納車(慣らし運転前)時にすでに低負荷街乗り区域のセッティングがほぼ完了済みですが、慣らし後の圧縮変化による少々のズレをチェックしつつ最終的な補正。そして低負荷の高回転区域をセッティングしていきます。
次に少しずつ加給圧をかけていき、高負荷の低回転~高回転区域と調整します。
今回のロータリーエンジンのオーバーホールの中ではターボチャージャー本体(ノーマルタービン)は交換せずに再使用しています。最近では高年式のFD3S RX-7であってもノーマルタービンのシーケンシャル制御が正常に機能しないことも多々あるので心配ではありましたが・・・。無事異常もなくきちんと過給していました( ̄▽ ̄)
最終的にブースト圧力は0.8でセットしました。低回転から高回転まで安定してブーストもかかり、ロータリーエンジンらしいフィーリングになっています!
現在は一通りのさまざまな乗り方を確認しまして、最終調整が完了しました。近日納車になります。お楽しみに~(^^)/