ハード作業が重なった週。手を付けてみたら…というケースが増えています

いやー、今週は(も?)怒涛の1週間でした。本当にあっという間に過ぎてしまった感じです。

作業を始めてみたら、実車をチェックしてみたら、というケースは重なる時は重なります。とはいえ、中途半端なコンディションのまま「直った」とは言いたくないので、ついつい作業時間が伸びて時間が過ぎてしまいます。

というわけで、今週はそんな模様を簡単にご紹介。

まずはクラッチに違和感を感じての入庫となったFC3S RX-7です。

マスターシリンダーとレリーズシリンダーを新品ASSYに交換し、修理完了です。

…というふうに書いてしまえば、本当に一瞬で終わってしまうような内容ですが…

以前のブログでもご紹介しましたが、最近はシリンダー系のトラブルが多く感じられます。経年劣化ということもありますが、使用されている部材?ロット?の違いなのか、数年で再発する事例も、昨今では増えています。

特に数ヶ月間動かしていなかった車両を、久しぶりに動かそうというタイミングではお気をつけください。またクラッチ関連については、お客様の車両を試乗したり、移動させたりする機会も多いのですが、初めてお預かりする車両では、調子が悪いな…と思うことも少なくありません。

致命的な状態ではないですし、走れはするので騙し騙し乗っているオーナーさんもいれば、それが正常だと思い、体が慣れてしまっているということも多く見受けられます。もちろん、致命傷になってしまっては色々と大変です。気になる方は、お声掛けいただければ確認いたしますのでお問い合わせください!

続いて、ナンバー変更や登録、各種作業のご依頼でS2000です。

最後に四輪アライメント調整を行い、すべての作業が完了しました。ご依頼ありがとうございました。

続いて、継続車検のご依頼でS15シルビアのご入庫です。

今回の入庫ではそれと合わせて、高い過給圧を掛けるとクーラントが吹くとのことで、ヘッドガスケット交換のご相談もいただいていました。

しかし、オーナー様と一緒に車両やエンジン周りを確認したところ、これまでの経験から、どうもそれだけでは済まなさそうな雰囲気です。おそらく作業を始めると、結構なボリュームになりそうな予感がしました。

作業としてはもちろん、ヘッドガスケットのみの交換を行うこともできます。が、僕としては付け焼き刃の作業を終えて…というものではなく、車がきちんと全開で走れるような、この先10年は乗り続けられるようなメニューを組みたいところです。

それらについてオーナー様とも相談した結果、今回はヘッドガスケット交換を見送ることにしました。改めてリフレッシュメニューを検討しながら、しっかり仕立てていく流れとなりました。

低い過給圧では問題が出ていないこともあり、今回は継続車検を中心に進めています。

継続検査も完了し、各種油脂類の交換と四輪アライメント調整を行い、作業完了となりました。遠方よりご依頼いただき、ありがとうございました!

続いて、ドライブシャフト破損でER34スカイラインのご入庫です。

原因がはっきりしており、サーキット走行においてシフトロック気味にしてしまった際に「バキッ」と破損したとのことです。そのため、再度同じ製品を手配し、交換を行いました。

あわせて、現状の車両バランスについてのご相談を踏まえ、リアの車高を4ターン下げて調整しました。また、ブレーキについては、車両を移動させる程度でも分かるほど、フワフワとしたフィーリングが気になります。
この状態では、なかなか速く走るのは難しいと感じます…

次回はブレーキ周りのメンテナンスやアップデートができればと思います。ご依頼ありがとうございました!

当初の作業に対してイレギュラーな対応が増えることは、年式が古くなった車両を仕立てていく上ではよくあることです。大切なのは「そういうもの」と片付けるのではなく、本来あるべき機能を取り戻すことです。これからも計測器や経験、五感などを駆使してきっちりとチェック&修理やチューニングを施せればと思います。

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書いた人

サカモトエンジニアリングの代表です。
チューニングも走ることも好きで、週1はサーキットに行きたいと常に思っていますw